ソルリとミンホの相合傘デート現場がキャッチされ目を引いている。

　韓国SBSドラマ『花ざかりの君たちへ』（脚本イ・ヨンチョル、演出チョン・ギサン、製作SM C&C)は、女子禁制の男子校に偽装転校してきた“男装美少女”ク・ジェヒ（ソルリ）のドタバタ“男子校生存記”をユーモアたっぷりに描き、お茶の間を楽しませている。16日と15日に1、2話が放送されると、各種ポータルサイトの検索語ランキングでは『花ざかりの君たちへ』が1位に浮上、大きな注目を浴びた。

　22日に放送される第3話では二人の距離が一層近づいた姿が描かれ、爽やかなハイスクールラブが加速化するものと見られる。

　今回、二人が土砂降りの雨の中、相合傘をしているカットが公開され目を引いている。二人がこのように急接近できた理由は、他でもない“サンチュ”のおかげだ。果たしてミンホの忠犬“サンチュ”が二人の運命的“恋のキューピッド”になったいきさつはどんなものだったか、二人は傘の下でどんな話をしたのか、視聴者の好奇心は高まるばかりだ。

　これまでミンホはソルリに荒い態度ばかり取っていたため、今回ミンホの気持ちにどんな変化があったのか、注目が集まっている。ソルリの方に傘を傾けたせいでミンホの肩がびっしょり濡れているのが見て取れる。自分にポジティブなエネルギーを送り続けるソルリにしだいに心を開いていくミンホの姿が再びあらわになった様子を示しているのだ。さらに、16日に放送された第2話ではミンホがソルリに不意打ちキスをしてドキドキ度を最高潮まで上げていた状況なので、今後の展開に一層期待が高まっている。

　今回の相合傘デートシーンは、去る7月25日、ソウル国立中央博物館前で撮影されたもの。この日ソルリとミンホは降りしきる大雨の中、2時間もの間演技を繰り広げなければならなかった。しかし二人は演技に集中するあまり、体が濡れているのにも気づかないほどだったという。

　また、この日はより繊細なシーンを撮るため、一カ月の使用費2500万ウォンという“超高速ファントムカメラ”が現場に登場した。バスが水たまりを踏んだ際に飛び散った水しぶきに対しミンホが瞬間的にソルリを引きよせ守るというドキドキのシーンをより美しく撮影するためのカメラだ。二人は同じシーンを何度も繰り返し撮影し、満足のいくシーンを完成させようと一生懸命だった。500分の1秒の瞬間を捉えることのできる超高速カメラの効果にも是非期待したいところだ。

　製作会社側は、「核心ロマンスを繰り広げるミンホとソルリの雰囲気が実際にもとても良くて、いつも楽しい雰囲気の中撮影が行われている。これからも完成度の高いシーンを誕生させるため様々な試みを続けていくつもりだ。出演者たちの熱演と洗練された演出がうまく合わさり、視聴者の脳裏に焼きつく特別なシーンが多数誕生する予定なので是非期待して欲しい」と伝えた。

　なお、『花ざかりの君たちへ』は、“ヒット作品製造機”と呼ばれるチョン・ギサン監督とイ・ヨンチョル作家がタッグを組んだ作品としても注目を浴びている。放送は、毎週水木曜日の夜9時55分。（翻訳：宮本りさ）