『花ざかりの君たちへ』f(x)ソルリ&SHINeeミンホ、ハッピーエンドで終了
SBS水木ドラマ『花ざかりの君たちへ』(脚本:イ・ヨンチョル、演出:チョン・ギサン、制作 SM C&C)が、ハッピーエンドで幕を閉じた。
4日に放送された最終回は、f(x)ソルリ、SHINeeミンホ、イ・ヒョヌ、キム・ジウォン、ソ・ジュニョン、カン・ハヌル、キ・テヨン、カン・キョンジュン、イ・ヨンウンらがそれぞれの夢に向かって一生懸命生きて行くハッピーエンドで幕を閉じ、ほのぼのとした雰囲気を醸し出した。
テジュン(ミンホ)は、夢の記録だった2m31cmを越えて、走り高跳び選手としての再起を知らせた。これまでの絶え間ない努力と、一途に自分を見守ってくれたジェヒの愛がチャレンジを成功させたのだ。
男装の秘密を明かしてアメリカに帰ったジェヒ(ソルリ)は、そんなテジュンの姿をDMBを通して見守り熱い涙を流した。ジャンプに成功したテジュンは、「今度はオレがお前に会いに行くから待ってろ」と、ジェヒに向かって堅く約束した。
1年の時間が流れ、テジュンは約束通りジェヒに会いにやって来た。ウンギョル(イ・ヒョヌ)が送ったメールで先生と友達の近況を知り懐かしがっていたジェヒの前に奇跡のように現れたテジュン。二人は感激のハグを交わしてハッピーエンドを迎えた。
ここでは、これまでの2カ月間余り、視聴者に笑いと涙を提供してくれた『花ざかりの君たちへ』が残したものに注目してみよう。
■五感を満足させる“ビジュアルドラマ”
『花ざかりの君たちへ』 は、放送前からチョン・ギサン監督の作品ということで大きな話題を集めていた。チョン・ギサン監督は、予想通りその洗練された演出と美しい映像で高品格“ビジュアルドラマ”を完成させ視聴者を魅了した。
国内ドラマで初めてマトリックスカメラを使用し、超高速撮影を通して繊細な感性を表現するなど、多くの名場面を誕生させた。また、監督は、ドラマの後半部に特に神経を使い、視聴者に他では見られない特別な映像を見せようと奮闘していたとのこと。
■f(x)ソルリ&SHINeeミンホ、新たな演技派アイドルの誕生!
ソルリとミンホは、本ドラマで初の主演を務めた。放送前、二人はアイドル出身ということで演技力への懸念を指摘されたが、安定感のある演技を披露し、視聴者の好評を得た。
トレードマークだったロングヘアをバッサリ切ったソルリは、表情、行動、口調まで完璧に“男装美少女”ク・ジェヒになりきり、一方のミンホも持ち前の運動神経を十二分に発揮し、走り高跳び選手として自然な演技を披露した。
■イ・ヒョヌ、ソ・ジュニョンら演技派イケメン俳優の熱演!
このドラマをより一層豊かなものにした個性満点イケメン俳優らの活躍も際立っていた。安定した演技力と優れたビジュアルをもとに特有の個性を惜しみなく披露した“イケメン軍団”の熱演は、視聴者の熱い反応を引き起こした。
特にソルリ、ミンホと三角関係を形成したイ・ヒョヌは、幅広い演技力を見せ、その魅力を思う存分発揮した。コミカル演技に挑戦し、視聴者を抱腹絶倒させたかと思えば、ソルリには“愛の直球”を投げ女性視聴者の心をときめかせたりもし、多彩な演技力で見る者を魅了した。
また、ソ・ジュニョンは寮長らしいリーダーシップを発揮したかと思えばキム・ジウォンの前では一途な純粋ボーイの姿を見せ、これまた多彩な魅力を発揮し視聴者を楽しませた。
■10代の若者の共感+あこがれ集めたストーリー
このドラマは、誰もが夢見る理想的な学校像を描き出し、大きな共感と憧れを抱かせもした。それぞれの夢を叶えるため汗を流し努力する若者のストーリー、初々しい10代のロマンスに加えて“イケメン軍団”と“男装美少女”というファンタジーまで実現させ視聴者を楽しませてくれた。
特に、未来に対する悩みを抱え感情的に敏感な時期を迎えている若者たちの美しいストーリーは、同年代の視聴者らに強い共感を抱かせた。
制作会社側は、「覇気あふれる出演者たちとベテラン製作陣が共にしたこの3カ月間は本当に幸せで価値のある時間だった。これまで『花ざかりの君たちへ』を応援して下さった視聴者の皆さんに心から感謝している。夢に向かって走る青年たちの爽やかなロマンスを描いた『花ざかりの君たちへ』が、視聴者の皆さんの心に長く残ってくれたら嬉しい」と伝えた。(翻訳:宮本りさ)
※この記事は재경일보(財経日報)提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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