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『フェニックス~約束の歌~』 FTISLANDイ・ホンギ、映画初出演で圧倒的な演技力

2013年04月17日 19:56

FTISLANDのイ・ホンギが『フェニックス~約束の歌~』で俳優としてスクリーンデビューを飾ることとなる。

FTISLANDのイ・ホンギが『フェニックス~約束の歌~』で俳優としてスクリーンデビューを飾ることとなる。【写真詳細】

FTISLANDのイ・ホンギが『フェニックス~約束の歌~』で俳優としてスクリーンデビューを飾ることとなる。

 人気沸騰中のFTISLAND(FTアイランド)のボーカル、イ・ホンギが、笑いと感動を与えるヒューマンドラマ『フェニックス~約束の歌~』(監督:ナム・テクス / 出演:イ・ホンギ、マ・ドンソク、イム・ウォニ、ペク・ジニ、チョン・ミンソ / 配給:(株)ナイノスエンターテイメント / 提供:(株)KJ-net / 制作:(株)ホンフィルム、(株)スフィルム)に出演し、わがままで奔放なアイドルを演じる。この映画でイ・ホンギは、歌手ではなく俳優としてスクリーンデビューを飾ることとなる。

 映画『フェニックス~約束の歌~』は、死を目前に別れの準備をするホスピス病院を背景に、一癖も二癖もある患者たちとトラブルメーカーのアイドル歌手が人生最後の夢に挑戦する様子を描いたヒューマンドラマ。この映画でイ・ホンギは、暴行事件を起こして裁判所から奉仕活動を言い渡されたスター“チュンイ”を演じる。

 イケメンで秀でた歌唱力を持つチュンイは、爆発的な人気を博しているスターだ。しかし、実はいつ事故を起こすかも分からないワガママで奔放な性格で、カッとなるのを抑えきれずに拳を振り上げ、挙句の果てには病院で奉仕活動をする羽目になる。

 終始一貫してチュンイに粗暴な態度で接する奉仕担当者のアンナ(ペク・ジニ)とは事あるごとにぶつかり、火花を散らす神経戦を繰り広げる。あるとき、奉仕活動の時間を2倍に見積もってくれるという条件で、バンドのオーディションに挑戦する患者の面倒を見ることになった。人生で最後になるかもしれない夢をかなえるために決死の覚悟で挑む患者の姿を見て、次第にチュンイの中で何かが変わってゆく。

 “重症の芸能人病”にかかったチュンイを憎めない魅力的な人物に演じたイ・ホンギは、彼ならではの圧倒的な演技力で映画の期待感を高めている。

 映画のキャスティングの段階からすでに話題になっていたほど、イ・ホンギのスクリーン初挑戦は、観客から高い関心が寄せられている。

 歌手デビュー前の子役時代から着々と演技力を磨いてきたイ・ホンギは、FTISLANDとしてデビューした後もドラマ『美男(イケメン)ですね』『マッスルガール!』などの作品で演技の経験を積んできた。こうしてスクリーンまで演技の幅を広げたイ・ホンギは、トラブルメーカーのアイドル歌手、チュンイ役によって俳優としての地位を固めるものと思われる。

 特に、バンドの経験を生かし、劇中の歌のみならず、ドラムやキーボード、ベースに至るまで巧みに操り、アイドルスター“チュンイ”のキャラクターを存分に表現したことは、映画の見どころとなる。

 また、ワガママなスターから怪しげな患者との交流によって変化してゆくチュンイをしっかり演じたことにより、「演技者として大成する素質をもっている」とナム・テクス監督が絶賛したほど、光を放っていた。

 初めての映画出演で、マ・ドンソク、ペク・ジニ、イム・ウォニといった俳優陣との共演も見どころだ。この映画で自信をもってスクリーンデビューを飾ったイ・ホンギは、歌手ではなく俳優としての真価を発揮するものと期待されている。

 イ・ホンギ、マ・ドンソク、イム・ウォニ、ペク・ジニ、チョン・マンソによる映画『フェニックス~約束の歌~』は、個性的な患者たちの人生最後の夢への挑戦を描いた心温まるヒューマンドラマ。5月30日韓国で公開される。(翻訳:萩庭雅美 )

※この記事は재경일보(財経日報)提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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