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キム・ヒョンジュン主演『都市征伐』、制作会社がKBSへ意見表明

2013年02月01日 15:41

『都市征伐』の制作会社メディアバックが、最近物議を醸しているKBS編成に関連して、公式立場を明らかにした。

『都市征伐』の制作会社メディアバックが、最近物議を醸しているKBS編成に関連して、公式立場を明らかにした。【写真詳細】

 『都市征伐』の制作会社メディアバックが、最近物議を醸しているKBS編成に関連して、公式立場を明らかにした。

 メディアバック側は、「2012年10月、KBSを通じて2013年末までの猶予期間を置きドラマ『都市征伐』に対する公式編成意向書を受け取り、2013年1月現在までKBSと放送に関する協議を行った。」

 「編成協議の過程においてKBSドラマ局上層部の要請を受け、作家の交代、台本の執筆および修正、一部の俳優の交代など、莫大な制作費に耐えながらもKBS側の意を受け入れるしかなかった。また、追加でコンテンツ事業の優秀性(例:海外輸出)によりKBSの子会社であるKBSメディアとともに共同制作を進めながら、メディアバックの製作収益の相当な部分の持ち分まで譲歩し、最善を尽くした。」

 「しかしKBSは、新社長の就任以降、最近では人事異動を断行、新任のドラマ局関係者を交代させるやいなや、非公式ラインを通じて最終編成不可との立場を通告してきた」と伝えた。

 続けて、「KBSドラマ局上層部関係者から通告を受けた放送編成不可の理由としては、“コンテンツ及び事業性は優秀で良いが、暴力的な描写が多く、新政府発足の初期段階には適切でない”と伝えてきた。昨年の大統領選を前に、物議を醸していたドラマ『鋼鉄王』は、編成会議で再上程され再び論議の的になるなど、新政府に対し過剰に忠誠しようとする態度が顕著に見られ、『都市征伐』は編成意向書の猶予期間が2013年末までであるにも関わらず、新ドラマ局の上層部関係者就任後初めての編成会議で全ての状況が覆されたというのは、まさにKBSという巨大な集団の横暴であり、ドラマ局上層部の人間たちが果たしてKBSという公営放送の資格を備えた人物であるのか、反論したい」と主張した。

 また、「ドラマ『都市征伐』は、勧善懲悪という簡潔なストーリーを基盤にした作品で、ストーリーを導いていく上でともなうフィクション的、暴力的表現は、韓流文化の輸出産業発展のためにも認められるべき」とした。

 さらに、「ドラマ『都市征伐』は、本格的な撮影に入っていない状況にもかかわらずキム・ヒョンジュンのキャスティングニュースだけで日本への事前版権のミニマム・ギャランティーが400万ドル以上という好条件で契約し、また、国内大手広告代理店「第一企画」とは制作支援、PPL、ドラマコンサート、直・間接的広告等、グローバルマーケティング契約を締結し、100億以上の売り上げと収益が期待されている作品だった。また国内はもちろんのこと海外でも認められる輸出の担い手として、韓流ドラマコンテンツ以上の価値と意味があった作品だ」と主張した。

 「しかし、KBSドラマ局の上層部関係者の要請により、作家交代、台本執筆および修正、一部の俳優交代、KBSメディアとの合同制作など、数多くの重要な緊密事項をKBSの立場を受け入れながら、協議を繰り返してきたにも関わらず、公営放送局であるKBSはこれまでの数多くの努力と協議過程を無視し、編成不可の方針を非公式に通告した。『都市征伐』を待っている数多くのファン及び関係者を失望させ、またこれによって不本意ながら不合理な韓国ドラマ制作システムと条件を赤裸々に露出することになった」と明かした。

 続けて、「作品を待っている国内外のファンや出演俳優、制作関係者との約束を守るため、そしてこれからも正常な制作を行うため、血のにじむような努力を続けて行くつもりであり、ドラマ『都市成敗』は、国民の皆さんの関心の中、必ず制作と放送は正常に成されなければならない。KBSドラマ局は、早急に『都市征伐』の編成を確定し、国内外のファンと制作関係者の期待に応えるべきだ」とした。

 なお、ドラマ『都市征伐』は、シン・ヒョンビン作家の同名漫画をドラマ化した作品で、原作は既に1,000万部以上を売り上げたヒット作だ。幼い頃、自分と母を捨てた父を恨みながら成長した主人公ペク・ミルが、自分の家族を破滅に追い込んだ“社会の絶対悪”に復讐するというストーリー。(翻訳:宮本りさ)

※この記事は재경일보(財経日報)提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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