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『君たちは包囲された』イ・スンギの深みのある演技力を分析

2014年07月21日 13:45

俳優イ・スンギが「君たちは包囲された」でのウン・デグ役で「高視聴率男イ・スンギ」の名を改めて刻み付け、72日間の長丁場にピリオドを打った。写真=HOOKエンターテイメント

俳優イ・スンギが「君たちは包囲された」でのウン・デグ役で「高視聴率男イ・スンギ」の名を改めて刻み付け、72日間の長丁場にピリオドを打った。写真=HOOKエンターテイメント【写真詳細】

 俳優イ・スンギが「君たちは包囲された」でのウン・デグ役で「高視聴率男イ・スンギ」の名を改めて刻み付け、72日間の長丁場にピリオドを打った。

 イ・スンギは、SBSドラマスペシャル「君たちは包囲された」(脚本:イ・ジョンソン、演出:ユ・インシク)で母親を殺した犯人を捕まえるために警察官となった新入刑事ウン・デグ役に扮し、これまでとは180度異なるキャラクターを演じてきた。劇中、デグは母親を殺した殺人犯を自らの手で逮捕、抜群の洞察力で母親が巻き込まれた殺人事件の裏に潜む秘密の全容を明らかにし、視聴者たちをストーリーへと引き込んだ。

 17日に放送された最後話では、母親であるキム・ファヨン(キム・ヒソン)の殺人事件を背後で操っていたユ・ムンベ(チョン・ドンファン)を逮捕した後、再び現場へと出動していく凛々しいデグの姿が描かれた。また、初々しい恋の展開を見せたオ・スソン(Ara)との熱いキスも視聴者をときめかせた。こうして仕事と愛を成就させたデグの堂々とした姿が、お茶の間に温かい感動をもたらした。

■全能の権力に対する強力な一撃!
 イ・スンギは、幼い頃のトラウマを乗り越えて温かい心を取り戻し、確固たる使命感を持った刑事へと成長していくウン・デグの姿を深みのある演技で描き出し、視聴者の熱い反響を呼んだ。始まりは母親の死という個人的な復讐心だったが、自身の立場を優位にするためにいとも簡単に人の命を踏みにじる、全能の権力に対する抵抗も描かれている。その中で一気に飛躍したテグの刑事能力と人間愛、思いやりが、「千の顔」を持つイ・スンギの演技力で見事に表現されている。

■溢れ出るカリスマ性と緻密さ、そしてアクション! 1人4役にも見える演技力 !
 イ・スンギは、ドラマ序盤の荒っぽくて高慢で反抗的な刑事から、成熟した人間へと成長していくデグの変化を見事に描写、視聴者の共感を得た。デグの母親の死を不憫に思うソ・パンソク(チャ・スンウォン)への内に秘めた鬱憤と怒りを爆発させ、ソ・パンソクの過去の過ちを明かそうと緻密に準備する姿からは、彼の燃える復讐心が滲み出ていた。ソ・パンソクと対立しながらも生まれ持った直観をフル稼動させ、華麗なアクションで事件をスマートに解決、刑事本能を遺憾なく発揮するデグの姿を見事に表現した。

■苛酷な運命に対する涙の熱演! 「涙の女神」ならぬ「涙の男神」誕生!
 イ・スンギは、母親の死を暴く過程で次々と直面する苛酷な運命を切ない涙の演技で表現、絶賛を受けた。ユ・エヨン(ムン・ヒギョン)との張り詰めたやりとり、自身の父親である可能性が高いソン・ジイル(イ・ギヨン)の卑怯な言い訳、母親のように慕っていたカン・ソクスン(ソ・イスク)の裏切りと死など、過酷な現実に直面するたびに一筋の涙から恨みを抱いた嗚咽まで変化に富んだ感情表現を見せた。特に、納骨堂に安置されている母親を訪ねた時に見せた、涙をボロボロとこぼしながら笑い、悲しみに耐えようとする痛々しい姿は、視聴者たちの目頭を熱くした。

■甘いラブストーリー! 「ロマンティックコメディーの皇帝」を立証!
 ウン・デグと一体化したイ・スンギの見事な演技は、オ・スソンとのコミカルなラブストーリーで頂点を極め、「ロマンティックコメディーの皇帝」の名を立証した。偽装潜入捜査中、情熱的なキスで胸のうちを表現し、「なんで僕が理想のタイプじゃないの?」と言って不器用な嫉妬心をのぞかせる姿は、お茶の間の女性たちをときめかせた。ストレートな言葉でスソンの心を溶かしたデグの姿は、ロマンティックコメディーにおけるイ・スンギの演技力に対する信頼感をさらに強めた。

 最後の撮影を終えたイ・スンギは、「ウン・デグはこれまで演じてきたキャラクターとは異なる点が多く、台本を何度も読んで分析していくうちに引き込まれ、没頭していった。デグのキャラクターを追求しようとたくさん努力してきただけに、忘れられない大切なキャラクターとなりそうだ」とデグ役に対する気持ちを明かした。続いて、「最終話まで見守ってくださり、応援してくださった多くの方々に感謝している。今後また新たな挑戦を通じて成長していく姿をお見せしたい」と伝えた。(翻訳:中川)

※この記事は재경일보(財経日報)提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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