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映画『海賊』が15カ国に配給権販売 韓国映画の最多記録

2014年05月24日 23:06

2014年夏最高の期待作『海賊~海に行った山賊~』が、カンヌ映画祭マーケットにおいて大きな話題を集めている。

2014年夏最高の期待作『海賊~海に行った山賊~』が、カンヌ映画祭マーケットにおいて大きな話題を集めている。【写真詳細】

 2014年夏最高の期待作『海賊~海に行った山賊~』(提供・配給:ロッテエンターテインメント 製作:ハリマオ ピクチャーズ、有限会社海賊文化産業専門会社 監督:イ・ソクフン 脚本・脚色:チョン・ソンイル、チェ・イヨン、イ・ソクフン)が、カンヌ映画祭マーケットにおいて大きな話題を集めている。アメリカ、日本、ドイツ、ベルギー、オランダなど全15カ国での配給権先行販売が決定し、韓国時代劇としては最多の記録を打ち立てたのだ。

 『海賊~海に行った山賊~』(以下『海賊』)は、カンヌ映画祭マーケットで上記の国以外にもポーランド、メキシコ、台湾、タイなどを含め全15ヶ国において配給権先行販売が決定した。これは今年に入り海外に販売された韓国時代劇映画の中で最も多い国家数の記録だ。

 映画『海賊』は、朝鮮王朝建国の数日前、クジラの襲来により玉璽(王の印章)が消えるという前代未聞の事件を巡り、これを捜す海賊と山賊、そして開国勢力が繰り広げる海上での痛快な大激戦を描いた超大型アクション・アドベンチャーだ。

 世界の映画産業で最も重要なマーケットであるアメリカやカナダをはじめ、日本、ドイツ、ベルギー、オランダ、ルクセンブルグ、ポーランドなどの東ヨーロッパ国家や台湾、タイ、インド、南米、ミャンマーという全15ヶ国において最多の先行販売を達成した『海賊』の記録は近年類を見ない快挙であり、良質の超大型アクション・アドベンチャーの登場を感じさせる。

 英語版のティーザートレーラーを見た海外バイヤーたちは「短い映像にもかかわらず完ぺきなCGクォリティーと規模、派手なアクションシーンなど、多大な期待が持てる」「カンヌのマーケットで様々な韓国時代劇ブロックバスターを見たがその中で最も娯楽性があり大衆にアピールできる映画」と絶賛を惜しまない。

 のみならず、カンヌ映画祭の期間中に発行される『スクリーン デイリーインターナショナル』で紹介された主演女優ソン・イェジンのポスターも大きな話題を呼んでいる。公開されたポスターでは、生まれて初めて高難易度アクションに挑戦し注目されているヨウォル役のソン・イェジンが固く結んだ長い髪をなびかせ、独特の装身具を身に着けた海賊の格好で輝く長剣を振りかざしており、その強烈な印象が目を引く。海を制圧した海賊団の女親分として強いカリスマと躍動的な剣術アクションによって、韓国最高の女優ソン・イェジンの新たな魅力に触れられるポスターだ。

 快挙を成し遂げた映画『海賊』は韓国でも公開前から高い関心を集め、期待が高まっている。

 カンヌ映画祭マーケットにおいて北米、日本、ドイツ、ベルギー、オランダなどで先行販売数が全15ヶ国という記録を築き、良質な超大型アクション・アドベンチャーの誕生を知らせた『海賊:海に行った山賊』は、2014年夏、痛快なアクションで老若男女すべての心をつかむのは必至だ。(翻訳:中島礼子)

※この記事は재경일보(財経日報)提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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