“執着の男”チソンが、ファン・ジョンウム以外にも執着するものがあることを露わにし、視聴者の笑いを誘っている。

　最近熱い人気を集めているKBS2TV水木ドラマ『秘密』（脚本：ユ・ボラ、チェ・ホチョル、演出：イ・ウンボク、ペク・サンフン）の第8話では、徐々にユジョン（ファン・ジョンウム）とドフン（ペ・スビン）の秘密に迫るミニョク（チソン）の姿が描かれ、張り詰めた緊張感を漂わせた。

　また、エンディングではミニョクに対する不信任投票が行われ、今後ミニョク、セヨン（イ・ダヒ）、ドフンの神経戦が本格化することを予告し関心を集めた。

　そんな中、ミニョクがユジョン以外のあるものに執着する姿を見せ視聴者の笑いを誘った。

　その“あるもの”とは、家庭料理だ。前回第7話でミニョクは、思いの外ユジョンの家で一夜を過ごすことになり、翌日慌てて出て行こうとするが、彼の足を止めたものがある。まさに家庭料理の匂いだ。

　はじめは「オレにこれを食えと言うのか！？」と言っていたミニョク。しかしいつの間にかものすごい勢いでむしゃむしゃと食べ始めた。

　それだけではない。昨夜放送された第8話では、倉庫を訪れたチソンにタンバルとヘリが鯖の煮付けを勧めると、少しの躊躇もなく一口でそれを平らげた。このようにチソンは、ユジョンと同じくらい執着するものが他でもない家庭料理だったということを明かし視聴者の笑いを誘った。

　これに対し視聴者らは、「ミニョク、実は食いしん坊！」「ご飯の前ではおとなしくなるミニョク、可愛い！」「なかなかの食べっぷり！」「ミニョクは欲張りだね」などの反応を示した。

　一方で、視聴率にも反応が見られた。これまで毎回自己最高視聴率を更新してきた『秘密』は、第8話でも再び自己最高視聴率を更新し、全国視聴率15.3%をという記録を叩きだしたのだ。これは、前回より0.2%も上昇した数値であり、水木ドラマの中でも圧倒的1位の記録だ。

　なお、回を重ねるごとに熱いシンドロームを引き起こしている『秘密』は、愛する恋人を殺した女性と恋に落ちる激情ラブストーリードラマで、チソン、ファン・ジョンウム、ペ・スビン、イ・ダヒが出演。毎週水木曜日の夜10時に放送中。（翻訳：宮本りさ）