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『男が愛する時』第8話 ソン・スンホン、野獣と少年二つの顔を演じ分け視聴者を魅了!

2013年04月27日 21:06

ソン・スンホンが、野獣と少年二つの顔を演じ分け、視聴者の心を掴んだ。

ソン・スンホンが、野獣と少年二つの顔を演じ分け、視聴者の心を掴んだ。【写真詳細】

 ソン・スンホンが、野獣と少年二つの顔を演じ分け、視聴者の心を掴んだ。

 25日に放送されたMBCドラマ『男が愛する時』(脚本:キム・イニョン、演出:キム・サンホ)の第8話でソン・スンホンは、カリスマ性溢れる社長ハン・テサンの姿と、愛する女の前では少年になってしまうハン・テサン、相反する二つの姿を熱演し、視聴者の視線を集中させた。

 この日の放送でハン・テサンは前ボス(イ・ソンミン)のような姿でク・ヨンガプ(イ・チャンフン)に警告した。ク・ヨンガプはテサンの会社のリゾート事業投資者を集め、「ハン・テサンのような暴力的な人間をどうやって信じるんですか」と説得するなど妨害行動に乗り出した。結局リゾート計画が潰れてしまい、それを知ったテサンは、ク・ヨンガプのもとを尋ね、別人のような表情を見せた。

 前ボスを思い出させるような冷酷な口調でテサンは、「ヨンガプは頭が悪い代わりに誠実だ。器の小さいヤツだからすぐいじけるよな。そんなヤツはそれなりの扱いをしてあげないと」とし、「しかもアイツはワイロのやりとりがうまくて、帳簿作成もやりたい放題だ」と過去の不正を暴露した。

 また、ヨンガプがボスから30億ウォンを借りた事実を指摘し、ジェヒ(ヨン・ウジン)を通じて具体的な法的手段に出ることを忠告する。続けてテサンは低い声で、「これ以上汚いことをするな。したらこっちにも考えがある」と脅しヨンガプを制圧した。イ・ジェヒは自分が知っているテサンとは180度違う姿に驚きを隠せなかった。

 かと思えば、愛する女性ミド(シン・セギョン)の前ではまた180度違う姿を見せるテサン。ミドは以前テサンに向かって「17歳で成長が止まってしまった少年みたい。ううん、17歳どころか10歳の男の子みたい。これからは私に対してお姉さんって呼んで」と言ったことがある。まさに、テサンはミドの前ではこの上なく純粋な男になるのだった。

 ミドのためにピアノの練習までして童謡の演奏を聴かせてあげたり、突然会いたいと言っては彼女の家の前まで走ってきたり、花見に行ったらまるでいたずらっ子のように木の枝を揺すって花びらを彼女の頭の上にかけたりして喜ぶテサン。

 ただひたすら愛する女性に向かって突進するテサンは、「こうやって毎日お前の傍にいたいよ。オレって、良い夫になりそうだと思わないか?」と言い、再びミドにプロポーズするのだった。

 しかしこの時、この世で一番幸せなテサンの姿とは違う、ミドの不安げな表情は、まるで彼らの運命を予告しているかのようだった。ミドの彼氏がテサンだという事実を知りミドに冷たい態度を取り始めたジェヒだったが、どうしてもミドのことを諦めることはできなかった。

 ミドもまた、テサンの大きな背中に寄りかかりたいと思いながらも、ジェヒに魅かれる気持ちを断ち切ることはできなかった。

 3人の男女の前に迫った悲しい運命は、嵐の前の静けさのあとに一気に押し寄せてくるものと予想され、視聴者の好奇心をますます刺激した。ドラマは始まったばかり。続く第9話は5月1日夜10時放送。(翻訳:宮本りさ)

※この記事は재경일보(財経日報)提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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