韓国KBS水木ドラマ『栄光のジェイン』に登場するキーネックレスが話題となっている。

　ジェイン（パク・ミニョン演）は、13日に放送された『栄光のジェイン』第2話で、助けてあげたホームレスからキーネックレスを渡され、涙を浮かべる姿を見せた。ジェインはキーネックレスを手に取ると、なぜだかわからないが切ない気持になり涙が出てきた。

　そのホームレスはキーネックレスをジェインに渡しながら「父母の祈りほど自分を強く守ってくれるものはないんだよ。これからこのキーがあんたの3つの願いを叶えてくれるはずだ。まずは家族に会うことができるだろう」という意味深長な言葉をかけた。すると、彼女が育った孤児院の修道女が訪ねて来て「これまであなたのお父さんが送って来た手紙だよ」といいたくさんの手紙が渡される。そこにはキム・インベという父親の名前が書いてあった。

　そのキーネックレスは父親が娘にプレゼントしようと思っていたものだった。父親は事故死する前、「娘の人生に幸運をもたらしてくれますように」とそのネックレスを買っておいたのだった。しかし、父親は事件に巻き込まれ不慮の死を遂げる。そのネックレスは父親の友人の手に渡るが、父親のことを邪魔に思っていた彼はそれをゴミ箱に捨ててしまう。それをそのホームレスが拾ったのだった。そして結局ジェインの手に渡り、ジェインが父親の娘であることを証明する「真実のキー」となったわけだ。

　不慮の死を遂げた父親の願いが通じてジェインの手に渡ったキーネックレスは果たしてジェインにどんな力を与えてくれるのか、期待が高まるところだ。

　制作会社は「ジェインの手に渡ったキーネックレスは彼女の人生を変える一つの重要な要素。また、ドラマの中の多くの秘密を握っており重要な役割を果たすことになるだろう。視聴者はドラマを見ながらこのネックレスの意味と正体を解き明かす面白さを感じることができるだろう」と述べた。

　このドラマは、お金も何もなく、できることと言えば野球だけだが自信だけは世界一という2軍選手キム・ヨングァン（チョン・ジョンミョン）と明るい笑顔で誰にでも優しいユン・ジェイン（パク・ミニョン）が運命を克服し、挫折と逆境を切り抜けながら成長していくというストーリー。先週の放送で17年ぶりに再会した二人が今後どのような展開を繰り広げていくかが見どころだ。（翻訳：宮本りさ）