韓国KBSの水木ドラマ「姫の男」第13話の最後に公開された14話の予告編で、古びたチマチョゴリに乱れた髪で悲しそうな表情のセリョン（ムン・チェウォン）がスンユ（パク・シフ）を抱きしめる姿と、それに対し驚きを隠せない表情のスンユの姿が描かれ、視聴者の間で話題となっている。

　二人の抱擁シーンは第14話のワンシーンで、「お前の父親の胸に刃を刺し、お前も一緒に殺してやる」と言うスンユに向かって「千回、万回でもあなたが望むだけ・・・。あなたになら殺されても構いません。生きていてくれて本当にありがとうございます」と言い悲しそうな目で見つめるセリョンの姿が描かれる。果たしてセリョンの愛がスンユの心を動かすことができるのか、関心が注がれるところだ。

　このシーンを見た視聴者は「悲しい再会！予告を見ただけでも心が痛む」「ムン・チェウォンの悲しい表情を見ていると心が張り裂けそう！」「早く14話が見たい！」などと期待爆発寸前だ。

　製作会社のチョン・スンウ代表は「復讐のことしか考えていないスンユと、そんなスンユを見て悲しむセリョンの視線が交わり、緊張感あふれる『愛憎の人質シーン』が描かれるだろう。『スンユの復讐心』と『セリョンの愛』、どちらがより大きな力を発揮するか見守って欲しい」と話した。

　婚礼の準備を終えたセリョンが全てを諦めた表情で座っているところを狙い、拉致しようとするスンユの姿が描かれ、新しい局面を予告した本ドラマ第14話は、1日夜9時55分の放送。（翻訳：宮本りさ）