映画<最終兵器弓>、弓より早いスピードで観客160万突破
10日に封切りされた韓国映画「最終兵器弓」が韓国映画の頂点に立った。開封から4日で観客動員数が100万人を突破し、現在は160万人を超えている。
「最終兵器弓」は、上映中の「クイック」、「高地戦」、「7鉱口」や同日に公開された「ブラインド」、「スマーフ」、「カウボーイ&エイリアン」など、競争の激しい映画界で8月連休シーズン中、観客動員数1位に輝き、2011年夏のトップ映画となった。
「最終兵器弓」は、実際の砂漠でロケ撮影され、立体感のあるサウンド、出演者らの渾身の力を振り絞った演技や、弓を使って破壊力やスピード感を生かしたアクションシーンが観客を魅了している。また、命より大切な妹を救うために敵陣に忍び込む男の物語は、清が朝鮮半島に進入してきたことで引き起こった丙子胡亂という時代の背景の中に織り込まれ、映画の興味をより一層深めている。ストーリ展開やアクションなど、観客のターゲットを10代から50代に至るまでに広げ、観客の口に合うような人気要素を取り備えているのが映画の持ち味だ。
「魚が猛スピードで海を泳ぐように弓が空に放たれるシーンが映画の圧巻。俳優たちも格好よかった!」「最初から最後まで緊張を緩ませない。胸が高鳴った」「この映画をみないと絶対後悔するはず」「スリル満点。映画の中に巻き込まれているようだった」など、インターネット上では映画を観覧した観客からの熱い好評が相次いでおり、現在の観客数トップの行進が続く見通しだ。
「最終兵器弓」は、清の精鋭部隊・ニルが拉致した大事な妹を救うために一本の弓を持って10万の大軍が陣取っている中心部に忍び込み、敵と壮烈に戦う朝鮮最高弓士だったある男の物語。スリル満点のアクションと興味深々のストーリ展開で観客の心を掴んでいる。
※この記事は재경일보(財経日報)提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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