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『朝鮮ガンマン』主役イ・ジュンギから脇役まで…完璧な演技力で視聴者を魅了

2014年06月28日 23:23

『朝鮮ガンマン』の演技には非の打ちどころがなかった。写真=朝鮮ガンマン文化産業専門会社、KBSメディア

『朝鮮ガンマン』の演技には非の打ちどころがなかった。写真=朝鮮ガンマン文化産業専門会社、KBSメディア【写真詳細】

 『朝鮮ガンマン』の演技には非の打ちどころがなかった。

 このドラマがヒットの兆しを見せている理由の一つ、まさにそれは最高の演技力を見せている俳優らの化学作用ではないだろうか。

 25日にスタートしたKBS2TV水木ドラマ『朝鮮ガンマン』(脚本:イ・ジョンウ、ハン・ヒジョン、演出:キム・ジョンミン、制作:朝鮮ガンマン文化専門会社、KBSメディア)は、大作の威容を現しはじめ、今夏最高の期待作らしく視聴者の五感を満足させている。

 特に注目すべき鑑賞ポイントのうちの一つだった男女主人公イ・ジュンギとナム・サンミは、視聴者たちにシリアス&コミカルを感じさせる見事な演技力で最高の化学反応を見せてくれた。

 市場に出掛ければ毎回若い女性たちの目を奪う程のイケメン武士パク・ユンガン(イ・ジュンギ)は、「振り回して小遣いでも集まればそれで十分じゃないんですか?」と父パク・ジナン(チェ・ジェソン)から受け継いだ剣術を芸者の服を脱がせるなどというとんでもないところに使う遊び人だった。

 このように、父親に対する反抗心でいっぱいのユンガンだったが、父を殺そうとしていた敵ジョンテ(パク・ジェミン)に対面した時は容赦なくその優れた剣術で彼に対抗した。

 イ・ジュンギの特技であるアクション演技はここで遺憾なく発揮された。「やっと会ったな」と逃げようとしたジョンテを捕まえたユンガンは、彼に向かって剣を振りかざした。また、塀に登って華麗に足蹴りを食らわせジョンテを倒すシーンは、イ・ジュンギのアクション演技の実力が感じられるシーンだった。

 一方ナム・サンミの演技も際立っていた。新しい文物に対する好奇心でいっぱいの訳官の娘スイン役を初々しさと清々しさをもって見事に表現、初めての時代劇とは思えないほどの演技を見せてくれた。

 特に師匠ヒョナム(ナム・ミョンリョル)が残した本「朝鮮開化之論」を開化派オギョン(キム・ジョンハク)に渡すため男装をして身分を偽装するなどの新鮮な見どころも提供した。また、自分をガンマンの手先と誤解したユンガンに思いっきりビンタを飛ばしたり単発拳銃をかまえたりと様々な演技を披露し視聴者の目を引きつけた。

 主人公たちに劣らない存在感を示した俳優らにも注目したい。最高の狙撃手として悪の軸を担当したチェ・ウォンシン(ユ・オソン)と彼を追撃したパク・ジナンだ。開化派たちの殺人事件の背後にいた守旧派の巨頭キム・ジャヨン(チェ・ジョンウォン)の命令に従っていたチェ・ウォンシンは、台詞一言二言だけで威厳と殺気を感じさせた。

 パク・ジナンを演じたチェ・ジェソンは、オープニングの追撃戦では朝鮮最高の武士の威容をあらわし、コジョン(イ・ミヌ)を守るため最善を尽くす忠臣の姿を表現した。チェ・ジョンウォン、アン・ソクファン、ナム・ミョンリョル、カン・ソンジン、オム・ヒョソブ、イ・ミヌらは守旧派と開化派の拮抗した対立を描きながら張り詰めた緊張感を漂わせた。

 イ・ジュンギとナム・サンミ、そしてユ・オソン、チェ・ジェソンら中堅俳優らの火花散る演技でお茶の間を熱くした『朝鮮ガンマン』。スピーディーな展開としっかりとしたストーリー構成、そして『王女の男』を手掛けたキム・ジョンミン監督の演出力もまた大きな脚光を浴びた。

 なお、『朝鮮ガンマン』の初回放送は視聴率8.4%(全国基準、AGBニールセンメディアリサーチ)を記録、順調な滑り出しを見せた。毎週水木曜日夜10時放送。(翻訳:宮本りさ)

※この記事は재경일보(財経日報)提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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