KBS 2TV月火ドラマ『ビッグマン』（脚本：チェ・ジンウォン、演出：チ・ヨンス、制作：キム・ジョンハクプロダクション、KBSメディア）では、カン・ジファンの反撃がスタートするといい注目を集めている。

　権力に利用され海に沈められそうになったジヒョク（カン・ジファン）が第9話で帰還を予告、反撃に出るものとみられる。特に、初回の登場から強烈なイメージを残したチョ・ファス会長（チャン・ハンソン）との出会いがキャッチされ、より一層期待を高めている。

　第6話でヒョンソン流通の筆頭株主として登場したチョ・ファス会長は、カン・ソンウク（オム・ヒョソブ）さえも恐れるカリスマ的人物。そんな彼が今夜放送の第9話で本格的に登場、ヒョンソングループを圧迫しながらストーリーをより一層興味深く引っ張ってくれる見込みだ。

　何よりチョ・ファス会長は一代で莫大な富を築き上げた人物。今の位置まで登り詰めるためにはあらゆる手段を講じて来たはず。そんな彼がなぜ何の価値もないジヒョクを助けることになったのか、視聴者の好奇心はますます高まっている。

　『ビッグマン』の関係者は、「チョ・ファス会長の参戦によってジヒョク対ヒョンソングループの闘いが本格化するだろう。ジヒョクの反撃は、単に自分の為だけではなく周りの大切な人たちを守りたいという気持ちによるものだ。これまでやられてばかりいた彼がどんな手段でどんな闘いをスタートさせるのか、是非見守って欲しい」と伝えた。

　一方、前回放送では、ヒョンソングループを危機に追いやるための証拠を準備したものの、命を狙われたミラ（イ・ダヒ）のため全ての罪を被ったジヒョクの姿が描かれ視聴者を驚かせた。

　チャン・ハンソン（チョ・ファス会長役）の登場とともにカン・ジファン（ジヒョク役）の反撃が始まり、スリル満点の見どころを提供してくれるKBS 2TV月火ドラマ『ビッグマン』の第9話は26日に放送された。（翻訳：宮本りさ）