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『太陽がいっぱい』ユン・ゲサン&ハン・ジヘ、涙の復讐劇がスタート

2014年02月27日 22:50

見る者の涙を絞る繊細な情緒の復讐劇が誕生した。

見る者の涙を絞る繊細な情緒の復讐劇が誕生した。【写真詳細】

 見る者の涙を絞る繊細な情緒の復讐劇が誕生した。

 今月25日に放送されたKBS 2TV月・火曜ドラマ『太陽がいっぱい』(脚本:ホ・ソンヘ/演出:ペ・ギョンス、キム・ジョンヒョン/製作(株)ドリームイーアンドエム)第4話では、ヨンウォン(ハン・ジヘ)を挑発し続けるセロ(ユン・ゲサン)と、不安にかられおどおどするヨンウォンの姿が描かれ、二人の男女の関係がいっそう密接になりつつある。

 胸中の鬱憤を持て余し、ガンジェ(チョ・ジヌン)が引き止めるにもかかわらずベル・ラフェアに自分の存在を知らせるセロと、彼を探してスノク(キム・ヨンオク)が住む家まで訪ねて行くヨンウォン。「あとどれくらい踏みつけにされたら希望を捨てるんだ?」というガンジェの言葉どおり、セロの復讐の仕方は不器用でストレートだが、自身に水を浴びせたスノクにタオル代を渡すヨンウォンは純粋でか弱い。

 特に、今話のラストでは水にぬれて寒さに震えるヨンウォンにセロが自分の服を脱いでかけてやり、ヨンウォンもまた彼のケガしたほおに慰めの手を差し伸べる姿は視聴者の胸を打った。

 憎んできたヨンウォンの温かい一言に熱い涙をこぼしてしまうセロの感情には、他の復讐劇とは異なる枠組みによるキャラクター心理描写が垣間見られる。

 何よりハン・テオ(キム・ヨンチョル)の策略によって愛する婚約者ウジン(ソン・ジョンホ)を失ったヨンウォンと、殺人犯という濡れ衣を着せられたセロは事実上最も哀れな被害者だけに、大変な誤解を受けた彼らの糸の絡み合いをどのように解いていくのかが注目される。

放送直後、視聴者たちは「今日のラストはとても悲しかった、二人はこれからどうなるのか」「セロがヨンウォンに少しずつ心を動かされている」「色々な面で虚を突くドラマですね。今までのドラマとは違った復讐が繰り広げられそう」などの大反響だ。

 本話では、5年前に殺害されたコン・ウジンが所有していたHK流通のペーパーカンパニーに関する書類がチョン・セロの名で届き、テオがそれを探すために本格的に動きだして不安を煽っている。

 人間と愛に対する繊細な視線が際立つ正統派ラブロマンス『太陽がいっぱい』は、来週月曜日(3月3日)夜10時に第5話が放送される。(翻訳:中島礼子)

※この記事は재경일보(財経日報)提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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