KBS 2TV月火ドラマ『総理と私』が、南大門市場を視察するイ・ボムスの姿を公開した。

　写真の中のイ・ボムス（クォン・ユル役）は、実際の総理を連想させる姿で視線を集中させている。

　ユン・シユンをはじめとする随行員たちと一緒に南大門市場に登場したイ・ボムスは、商売人たちと握手を交わし苦情を聞きながら、国民の声に耳を傾けるクォン・ユルの姿をリアルに演じた。

　かと思えば、露店でアクセサリーを購入する姿までキャッチされ、少女時代ユナ（タジョン役）へのプレゼントでは？との期待を高めた。

　このシーンの撮影は、先月26日、南大門市場一帯で行われた。この日は寒い天候にもかかわらず、周囲の商売人らに加え買い物に来ていた市民までイ・ボムスを一目見ようと撮影現場周辺に集まり、辺りは一時大騒ぎとなった。

　しかしイ・ボムスは完璧にキャラクターになりきった姿で熱演を繰り広げ、市民たちの熱い拍手を浴びた。また、演じ終わったあとは商売人に話しかけたり市民に笑顔で対応したりと、実際の総理になったような姿を見せギャラリーを沸かせたとのこと。

　これに対し『総理と私』制作会社側は、「寒い中行われた野外撮影にもかかわらず、イ・ボムスは一瞬にしてクォン・ユルになりきって熱演を見せてくれたので撮影がスムーズに進んだ」とし、「今回のシーンは、クォン・ユルの性格をそのまま表す場面であり、またタジョンのことを気にし始めている彼の心が伺える場面でもある。果たしてクォン・ユルとタジョンの関係が今後どのように変化するのか、是非見守って欲しい」と伝えた。

　このスチールカットを見たネットユーザーらは、「イ・ボムス、かっこいい～！微笑む姿があったかい！」「クォン・ユル総理、何を買ったのかな？誰にあげるの？」「今後二人の関係がどうなるのか、超気になる～！」などと熱い反応を示した。

　なお、「2013年KBS演技大賞」でベストカップル賞と優秀女優賞を受賞し、熱い話題を集めている『総理と私』は、自分勝手で頑固な総理と、そんな彼と結婚したくてたまらない20代女子のドタバタラブコメディーを描いた作品。毎週月・火曜日の夜10時に放送中。（翻訳：宮本りさ）