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『九家の書』第22話 イ・スンギ、スジのために別れを選択

2013年06月21日 14:50

MBC月火ドラマ『九家の書』で、イ・スンギが、スジに別れを告げた。

MBC月火ドラマ『九家の書』で、イ・スンギが、スジに別れを告げた。【写真詳細】

 MBC月火ドラマ『九家の書』で、イ・スンギが、スジに別れを告げた。

 18日に放送された『九家の書』(脚本:カン・ウンギョン、演出:シン・ウチョル)の第22話は、18.9%という高視聴率を記録した。

 この日の放送では、ガンチ(イ・スンギ)がヨウルとは一緒になれない運命だということを知り、悲しみの中別れを告げる姿が描かれた。

 人間になりたいと思う唯一の理由だったヨウルが、自分のせいで命を失うかもしれないというソジョン法師の予言を聞いたガンチは、ヨウルに別れを宣言、視聴者の目頭を熱くさせた。

 ガンチは、ソジョン法師に“九家の書”を探す方法を教えて欲しいと頼みながら、「これからもずっとヨウルと一緒にいたいです。ヨウルなしの人生は考えられません」と人間になりたい思いを切々と伝えた。

 これに対しソジョン法師は、「一緒にいれば、二人のうちどちらかが死ぬかもしれない。三日月の夜、桃花の木の下で出会った運命は“相克”だから・・・」と、二人の悲しい運命について明かした。

 これを聞いたガンチは一人悩みながら無形道館へと向かった。そのあと、テソ(ユ・ヨンソク)を助けるためコン(ソンジュン)とともに百年客館に向かったガンチは、忍者と戦う途中誤ってヨウルを攻撃してしまった。

 自分のせいで愛する女性ヨウルが傷を負ってしまったという事実にショックを受けたガンチは、大丈夫だと笑って答えるヨウルに対し、怒りを表した。ガンチは、「次はこのくらいの傷では済まないかもしれない。もしかしたらお前を死なせてしまうかもしれない」と訴えながらソジョン法師から聞いた予言を伝えた。

 そして、「お前はそれを知っていた。知っていながら何故ここまで来たんだ?」と泣きながら言うと、ヨウルは、「そんな予言なんてちっとも怖くなかったから!どうなるか分からない予言なんかのせいであなたを失いたくなかったから!」と強い気持ちを表した。

 しかしガンチは、自分のせいでヨウルを危険な目に遭わせたくない思いから、「お前との縁は・・・。ここまでだ。これがオレの3番目の願いだ!」と涙を流しながら別れを宣言、視聴者の胸をじーんとさせた。

 視聴者たちは、「イ・スンギ&スジ、そんな別れ方って!お願いだから二人の愛を叶えさせてあげて!」「今日も号泣してしまった・・・。“オレの3番目の願い”という台詞・・・。悲しすぎる!」「あんなに愛し合っている二人が別れなければならないなんて!」と熱い反応を示した。

 なお、第22話では、ウォルリョン(チェ・ジニョク)が息子ガンチと最後の挨拶を交わした後、自分のために自決したホンミョン(ユン・セア)の隣で永遠の眠りにつく姿が描かれた。

 ホンミョンの自決によって本来の姿を取り戻したウォルリョンはガンチに、「自分の決断に“恐れ”を持ってはならない。自信を失くした瞬間、お前は・・・、全てのものを失うことになる」と言い残し去って行った。そして月光の庭園でホンミョンの手をしっかりと握り締め、深い眠りにつくのだった。(翻訳:宮本りさ)

※この記事は재경일보(財経日報)提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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