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『男が愛する時』ソン・スンホン&シン・セギョン、キスシーンの裏側 監督は「カット!」言わず

2013年05月14日 16:28

ソン・スンホンとシン・セギョンの未公開キスシーンカットが公開された。写真=ブリスメディア

ソン・スンホンとシン・セギョンの未公開キスシーンカットが公開された。写真=ブリスメディア【写真詳細】

 ソン・スンホンシン・セギョンの未公開キスシーンカットが公開された。

 二人はMBCドラマ『男が愛する時』(脚本:キム・イニョン、演出:キム・サンホ)で、それぞれ男女主人公を演じている。

 初めて恋に落ちた思春期の少年のような純粋さを秘めたハン・テサン(ソン・スンホン)と、自分よりかなり年上のテサンを手のひらで転がすほどの恋愛スキルを披露しながらもキュートな魅力まで発散させているソ・ミド(シン・セギョン)。この二人のエピソードは、視聴者たちへときめきを与え、また好奇心を刺激している。

 前回のシーンでは、自分の夢に向かって海外へ旅立つことを決めたミドに、「毎日メールしてビデオ通話しながら過ごしたら2年なんてすぐだ」と言いながら待つことを決心したテサンは、「気を付けて行って来て。そして2年後にオレと結婚して欲しい。2年後戻って来る時にこの指輪をはめて戻って来て」と正式にプロポーズした。そして笑顔を浮かべながらお互いを見つめ合った二人は熱いキスを交わした。

 このシーンの撮影は、ソウル・チョンダム洞の某宝石ブランドショップで行われた。夜に行われる撮影だったが、この日は午前中からスタッフが花びらを一枚一枚散らしたりローソクを設置したりと、ロマンチックな設定を作るためかなりの時間をかけていた。

 二人は撮影に先立って、感動の名場面を作るため普段より長めの意見交換をしている様子だった。またスタッフらも、二人がリラックスした気持ちで撮影に臨めるよう雰囲気作りに努めた。「シベリア荒野の一匹オオカミのような野生的なハン・テサンらしく、激しくキスするように!」というスタッフの意地悪な冗談に、緊張感の漂っていた現場は一気に和んだとのこと。

 ソン・スンホンは、キスシーンのあと、シン・セギョンの肩をトントンと叩きながら恥ずかしがる女優の気持ちをフォローしてあげていたとのこと。また、わざと「カット!」と言わなかったキム監督の悪戯に、二人は顔を赤らめ気まずそうに苦笑していた。このような雰囲気の中二人は一緒にモニタリングしながら演技の修正と補完を繰り返し、完璧で美しいシーンを作り上げたそう。

 しかし、このような幸せな瞬間もつかの間。第12話のエンディングではテサンがジェヒ(ヨン・ウジン)とミドの関係に気付き、張り詰めた緊張感が漂った。生涯最初で最後という気持ちでミドを愛したテサンが、果たしてミドとジェヒにどのような反応を見せるのか、視聴者の視線はテサンの行動に集中している。(翻訳:宮本りさ)

※この記事は재경일보(財経日報)提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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