『九家の書』第11話 スジが涙…その理由とは!?
MBCドラマ『九家の書』で、ペ・スジの涙のシーンが公開され視線を集中させている。写真=サムファネットワークス【写真詳細】
MBCドラマ『九家の書』で、ペ・スジの涙のシーンが公開され視線を集中させている。
スジは13日放送のMBCドラマ『九家の書』(脚本:カン・ウンギョン、演出:シン・ウチョル)の11話で、イ・スンギが立っている戸の後ろで涙を流すシーンを披露する。手で口をふさぎ、切々と涙を流すヨウル(スジ)の姿が視聴者の目頭を熱くさせる見通しだ。
この日の撮影でスジは、これまで見せてきた明るくさばさばしたヨウルの雰囲気とは180度異なる姿を見せた。命が危うくなるほど負傷した状態でも常に凛々しく強い姿を見せていたヨウルが、嗚咽を炸裂させてしまったのだ。
前回10話でテソ(ユ・ヨンソク)がガンチ(イ・スンギ)に「チョンジョ(イ・ユビ)を救ってほしい」と哀願するところを目撃し、微妙な感情の変化と動揺を見せたヨウルが涙を流すことになった理由に対して、視聴者の関心が集中している。
このシーンの撮影は10日、キョンギ道ヨンインのセット場で行われた。普段撮影現場ではとても明るいスジだが、この日は涙のシーンを控えて故意に口数を減らし、感情を集中させる努力をしていた。驚きの集中力で役に入り切ったスジは、シン・ウチョル監督のキューサインとともに見事な涙の演技を披露しスタッフの拍手を受けていた。
そこでは特に、イ・スンギの温かい配慮も目を引いた。イ・スンギは自分がカメラに映らなくてもスジの傍に立ち雰囲気を作ってやったり、スジの感情が盛り上がるように「ヨウル・・・」と名前を呼んでやったりと、スジの演技を助けた。イ・スンギの協力のおかげでスジはリアルな涙のシーンを無事完成、シン・ウチョル監督にも一発OKをもらったとのこと。
制作会社のパク・テヨン制作総括PDは、「ヨウルは今回のシーンを通じてガンチへの気持ちを確認することになる」とし、「スジは、幼い年齢にも関わらず、どんな感情シーンも立派に演じ切り、毎回スタッフを驚かせている。今後も多様な変身を試みることになるスジの演技に是非期待して欲しい」と伝えた。
なお、前回10話では視聴率10.1%(ニールセンコリア、首都圏基準)を記録、再放送でも自己最高記録を更新し同時間帯視聴率1位を獲得した。これは週末ドラマの中で最も高い視聴率で、リアルタイム放送での人気が再放送にも反映したものと見られる。(翻訳:宮本りさ)
※この記事は재경일보(財経日報)提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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