『五本の指』、チュ・ジフンの立場が逆転して第二幕が本格的にスタート 緊張感を予告
韓国SBS週末特別企画『五本の指』(脚本:キム・スノク、演出:チェ・ヨンフン)でチュ・ジフン演じる天才ピアニスト、ユ・ジホの立場が逆転して第二幕がスタートし、緊迫感を予告している。
9月22日放送の第11話でジホはプソン楽器本部長に就任し、23日放送の第12話では、ピアノ競演でイナ(チ・チャンウク)に堂々と勝ち、ハ・ユンモ教授(チョン・グクファン)の正式な後継者として認められた。
その最中、ジホは子どものときに自分を火事から救ってくれた母ヨンナン(チェ・シラ)の真実と自分を窮地に追い込んだ楽譜事件の全貌を知ることとなり、ついに母と対決することを決心した。
このことにより第13話では本格的に第二幕がスタートし、プソングループの最大株主であるジホが、母であり会長でもあるヨンナン、そして異母兄弟のイナにどのように接するのか、一方この二人はジホにどのように接するのか、興味深いストーリー展開が予想される。
また、ジホは子どものときにピアノを教えていたタミに偶然会い、以降再びピアノを教えるという縁を感じると同時に互いに愛情を抱いていることを確認した。しかしイナのタミへの執着により、このカップルに緊張感が生じ、またハ教授の娘ソユル(イ・ヘイン)も彼らの愛に影響を及ぼす。
さらに、ナムジュと息子ウジン(チョン・ウヌ)のヨンナンに関する真実のストーリーも見どころだ。
ナムジュは火事から祖母を救おうとしたが、祖母はむしろ火事を起こした張本人だった。夫スピョ(オ・テギュ)の放火窃盗犯の濡れ衣を晴らすために老人ホームとレストランで働き、挙句の果てには家政婦にまで変身した。
そしてウジンも医大をあきらめてヨンナンの元愛人のジョンウク(チョン・ノミン)の会社に就職した後、ヨンナンをじわじわと締め付けている。
この他にもヨンナンの一番の側近である弁護士(チャン・ヨンソン)の隠された野望、さらにヨンナンの継母ケファ(チャ・ファヨン)のエピソードも本格的に描かれ、ますます興味深い展開となる。
制作関係者は、「第12話までヨンナン、ジホ、イナを取り巻くストーリーに緊迫感があったが、ジホの立場が逆転したことにより、これまでとはまた違ったストーリーが描かれる。脚本家キム・スノク氏特有の力を期待してもいいだろう」と語った。
『五本の指』は9月29日土曜日8時40分から13話と14話が連続で放送される。(翻訳:萩庭雅美 )
※この記事は재경일보(財経日報)提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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