ニューアルバムの準備に余念がないBEAST（ビースト）の近況がサプライズ公開された。

　BEASTは最近、世界的振り付け師ロバート・ステインバッハと対面し、9月に発売予定であるDVD『BEASTボディーアート』の撮影を行ったという。

　ロバート・ステインバッハは、世界的ポップスター、ジャネット・ジャクソンやトニー・ブラックストーンの公演の振り付けを担当した実力派振り付け師。と同時に、元ドイツ代表体操選手で、運動心理治療師としてヨーロッパ、アメリカをはじめ15カ国で活発に活動しているヨーロッパ・グローバル・フィットネス“ボディーアート（bodyART）”の創始者でもある。

　BEASTは、『BEASTボディーアート』のDVD撮影の振り付けを支援するため来韓したロバート・ステインバッハと先月25日、キョンギ道クァンジュ市で初対面を果たした。来韓前からBEASTのヨーロッパ公演映像を鑑賞するなど、K-POPにも大きな関心を見せていたロバートは、BEASTメンバーらの歓待に少年のような笑顔を見せた。

　BEASTもまたニューアルバムの振り付けを披露するなど、和気藹々とした姿を見せた。しかし本撮影に入ると、真剣な様子で撮影に臨み、一つ一つ細かく議論しながらプロらしい姿を見せた。

　リーダーのユン・ドゥジュンは、「第一印象とは異なり、作業するときはとても繊細でメンバー皆驚いた。彼が僕らのために新しく作ってきた振り付けを即座に教えてくれたが、見た目よりパワーを要する動作が多く、最初はついて行くのにも苦労したけど、楽しい作業だった」と語った。

　“ボディーアート（bodyART）”は、ロバート・ステインバッハが1998年にドイツで立ち上げた運動プログラムで、自然を根幹とした東洋的思想のヨガにピラティス、ストレッチなど、様々な形の運動方法を組み合わせて作られた、よりパワフルで有酸素的なのが特徴だ。

　今回の撮影は、6月25日から27日まで行われ、来る9月、日本で最初に発売される予定。（翻訳：宮本りさ）