『Dr.JIN』JYJキム・ジェジュン&ジン・イハンによるアドリブで名場面誕生
韓国MBC週末特別企画『Dr.JIN』で、ほほえましい男性カップル“タク&フィカップル”(ギョンタク&ヨンフィ)として女性視聴者からの愛を独占しているJYJキム・ジェジュンとジン・イハンによるアドリブ満載の演技が視聴者から注目されている。
1日に放送された『Dr.JIN』第12話では、ギョンタク(キム・ジェジュン)が親友ヨンフィ(ジン・イハン)を失った悲しみに暮れながら、過去の幸せだった頃の思い出を振り返る様子が描かれた。市場を歩きながら楽しいひと時を送るギョンタク、ヨンレ(パク・ミニョン)、ヨンフィの姿が、悲劇的な状況に置かれた3人の運命に深い悲しみを増した。
このような理由で視聴者に名場面として選ばれたこのシーンは、キム・ジェジュンとジン・イハンの息の合った自然な演技でますます話題になった。ギョンタクがヨンレのために心血を注いで選んだ装身具を取り上げ、「これは色が僕にぴったりだ」というヨンフィの冗談から始まった2人のアドリブは、そっとヨンレの手を握ろうとしたギョンタクの勇気(?)で頂点に達した。
ギョンタクは、隣に見える手がヨンレのものだと思い、「お嬢さん、手が実に美しい」とそっと手に触れ、はにかみながら自分の気持ちを表現した。そこでヨンフィは平然と「そうですか」と答える。その様子を見ていたヨンレは笑い出す。顔を赤くしたギョンタクは「ああ、恥ずかしい」と言い、逃げるヨンフィを追いかけながら、繰り返しヨンレに「誤解しないように」と伝える。このほほえましいシーンが視聴者に笑いをもたらした。
このシーンが光っていた理由は他にもある。まさに、キム・ジェジュンとジン・イハンの2人の俳優のアドリブだ。普段から親しい2人は、台本優先で構成されていたこのシーンで、冗談のやりとりのようなアドリブによる自然な演技を披露してドラマに面白みを加え、さらにその演技によって、悲劇に見舞われた2人の男の友情に対するやり切れない思いを最大限にさせたからだ。
久しぶりに登場した“タク&フィカップル”。幸せな姿から一転して過酷な試練に直面したギョンタクとヨンフィの最後の様子に、視聴者はやり切れない思いを抱いた。韓国MBC『Dr.JIN』は、毎週土日夜9時50分より放送中。(翻訳:萩庭雅美 )
※この記事は재경일보(財経日報)提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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