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『Dr.JIN』ソン・スンホン、21世紀の医学知識と朝鮮時代の医療素材で救命

2012年06月26日 22:30

24日に放送された『Dr.JIN』第10話で、ヨン・レモ(キム・ヒェオク)が脚気(かっけ)を患い、ジン・ヒョク(ソン・スンホン)がビタミンB1の入ったドーナツを作って治療した。

24日に放送された『Dr.JIN』第10話で、ヨン・レモ(キム・ヒェオク)が脚気(かっけ)を患い、ジン・ヒョク(ソン・スンホン)がビタミンB1の入ったドーナツを作って治療した。 【写真詳細】

 24日に放送された『Dr.JIN』第10話で、ヨン・レモ(キム・ヒェオク)が脚気(かっけ)を患い、ジン・ヒョク(ソン・スンホン)がビタミンB1の入ったドーナツを作って治療した。

 ビタミン B1(チアミン)の不足により生ずる脚気は、朝鮮時代、白米を主食とするアジアの人々に生じていた疾病で、各種ビタミンのサプリメントがある現代ではほとんど見られない病気である。

 また、ジン・ヒョクはヒ素入りのドーナツを食べて倒れた趙大妃(チョン・ヘソン)の胃の洗浄を行い、大妃の命を救った。

 ファンタジーメディカルドラマ『Dr. JIN』でのジン・ヒョクの孤独な医学奮闘記は、21世紀の医学知識を基盤にし、ゴムや注射器のような基本的な医療道具も現代のものを使っている。しかし、薬が存在しなかった朝鮮時代で、毒素を解毒するための代替品として作った炭とドーナツの材料はすべて朝鮮時代のものだ。こうした現代と過去の医学の絶妙な調和に視聴者たちの興味も高まっている。

 視聴者たちは、「本当に朝鮮時代にジン・ヒョクがいたら、多くの人々の命を救うことができただろう。ファンタジーメディカルドラマ『Dr. JIN』にますます興味が湧く」と言って、ジン・ヒョクの孤独な医学奮闘記に対する関心の強さを見せた。

 一方、イ・ハウンを牽制する安東金氏の勢力により、ジン・ヒョクは再び濡れ衣を着せられることになる。安東金氏の勢力とイ・ハウン間の政治的対立構図の中で成長するジン・ヒョクの孤独な医学奮闘記の今後の成り行きが注目される。

 韓国MBCドラマ『Dr. JIN』は毎週土、日夜9時50分から放送される。(翻訳:中川)

※この記事は재경일보(財経日報)提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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