週末ドラマ視聴率で第一位を誇っているSBS「女の香り」で、キム・ソナとイ・ドンウクは、ガン末期で余命宣告を受けている旅行会社の社員ヨンジェ役とその会社のオーナーの息子で本部長であるジウク役を熱演中だ。お互いの心を確認し合い本格的ロマンスが始まった二人は、20日の放送でテント旅行をすることになる。

　沖縄旅行の際は仕方なく同じ布団で寝ざるを得ない状況に置かれたが、今回は本格的恋愛をスタートさせた二人にとって特別なテント旅行だということで視聴者の目を引いた。

　15日に撮影が行われた青山島ではテントの設置から始まってドキドキの一夜を過ごすまで二人の幸せそうなシーンが描かれた。旅行商品開発のため、ラインツアーの本部長ジウク（イ・ドンウク）はヨンジェ（キム・ソナ）が以前企画した日程どおり自ら体験してみようと島を訪れたが、心配したヨンジェもあとからついてきて二人のテント旅行が始まる。生まれて初めてテントを広げたジウクと違い、ヨンジェはてきぱきといとも簡単にそれを設置してしまう。

　実際は二人ともテントは初めてで設置するのに相当時間がかかったが、絶景で有名な青山島の美しい自然のおかげで楽しい撮影となった。呼吸の合った二人の演技はまるで本当にキャンプをしているかのようだった。夜遅くまで続いたキャンプデートは一緒に寝るシーンで締めくくられるかと思いきや、予想外の出来事が起こり、これに爆笑エピソードが続く。甘いデートと愉快な事件が視聴者の目を引いた。

　製作会社側は「よく晴れた天気のおかげで撮影がスムーズにいった。ハードスケジュールにもかかわらず楽しく撮影に臨んでくれた俳優たちのおかげで1泊2日の撮影がとてもうまくいった。視聴者にも楽しいバカンスの雰囲気が伝わると思う」と述べた。

　現在大人気の「女の香り」は視聴者掲示板で「女の香り症候群」などの言葉が生まれたという。回を重ねるごとに感動と面白さが増す本ドラマは毎週土日夜9時50分放送。（翻訳：宮本りさ）