キム・ソナとイ・ドンウクは14日放送のSBS週末ドラマ「女の香り」第8話で胸がドキドキするような「熱い抱擁」シーンを見せ、視聴者の視線をひきつける。第6話の「狂った告白」により茶の間を熱くさせていたところだが、今回は魔性の魅力で突然の抱擁を見せ再び女心を揺さぶる。

　タンゴを踊るときのように自然に近寄り腰に手をまわす二人。お互いの心臓の音が聞こえてきそうなくらい近寄った二人は優雅で品のあるタンゴを踊っているようにも見えるが、やがて微妙な雰囲気が流れお互い我慢できなくなり気持ちを確かめ合うかのように強く抱きしめ合う。お互いに対する気持を隠していた二人だが、この抱擁によりついに本格的ロマンスが始まったといえるだろう。

　二人は10日、撮影現場の道端で緊張した表情で撮影に臨んだ。二人の関係に変化をもたらす重要なシーンであるゆえ繊細な表情演技が必要とされるところだ。二人はベテラン俳優らしく自然な演技を見せ、一回でOKを出した。

　ヨンジェ（キム・ソナ）に対して深まっていく想いを押さえ続けていたジウク（イ・ドンウク）は、そこで爆発したかのように力強くヨンジェを抱きしめる。ヨンジェもまたこれまで言えなかった想いを伝え、二人の燃えるロマンスが視聴者の胸を熱くさせることになるだろう。

　製作会社は「海辺のデートシーンやタンゴを踊るシーンなど二人の姿が視聴者を楽しませていると思う。これから本格的ロマンスが始まり更におもしろくなっていくので期待して欲しい」と述べた。

　人生におけるちょっとした幸せに対する意味あるメッセージを伝えている「女の香り」は、放送6回で視聴率1位に輝き、破竹の勢いを見せている。ロマンティックコメディーキング、イ・ドンウクの冷たいが甘い魅力を持ったキャラクターと余命半年を宣告されたキム・ソナの「死ぬ前にやっておきたいことリスト」が話題となっている本ドラマは、毎週土日夜9時50分放送。（翻訳：宮本りさ）