大人気韓国SBSドラマ「女の香り」（脚本ノ・ジソル演出パク・ヒョンギ）で、ガン末期で余命宣告を受けている旅行会社社員ヨンジェとそのオーナーの息子で本部長ジウクは、お互い好意を寄せ始めているにも関わらずそれを表に出せずにいるが、前回放送のジウクの「狂った告白」により変化が予告されている。

　第8話でヨンジェ（キム・ソナ）とジウク（イ・ドンウク）は遊園地デートをするなど関係の変化が気になるところだ。彼らは11日キョンギ道にあるエバーランドで行われた撮影現場で恋人のデートのように遊園地デートを楽しんだ。特に、普段何事にもやる気のないジウクがヨンジェと楽しそうに笑顔で乗り物に乗る様子が印象的だった。

　二人はメリーゴーランドに乗り、ふざけてポーズをとったり、ミニカーに乗ってお互い攻撃し合ったりとても楽しそうな姿を見せた。表情も豊かで、見ているこちらも笑いがこみ上げてくるような様子だった。

　11日は晴天で夏休みを迎えていたため沢山の人が遊園地を訪れていた。撮影中の二人を一目見ようと大勢の人が集まったので途中撮影が中断されるというハプニングも起こったが、これも人気の故。撮影は始終和気あいあいとした雰囲気だったという。酷暑にもかかわらず二人は遊園地デートシーンを自然な感じに表現した。リアルで活き活きとしたデートシーンを演じた二人はここでも呼吸の合った姿を見せていた。

　製作会社は「ひと夏のバカンスのようなこのドラマは、視聴者が主人公になった気分で満足感の得られる作品。キム・ソナとイ・ドンウクが繰り広げるロマンスが視聴者を愉快にさせてくれるはず」と述べた。

　人生におけるちょっとした幸せに対する意味あるメッセージを伝えている「女の香り」は、放送6回で視聴率1位に輝き、破竹の勢いを見せている。ロマンティックコメディーキング、イ・ドンウクの冷たいが甘い魅力を持ったキャラクターと余命半年を宣告されたキム・ソナの「死ぬ前にやっておきたいことリスト」が話題となっている本ドラマは毎週土日夜9時50分放送。（翻訳：宮本りさ）