「女の香り」キム・ソナ、ソ・ヒョリム ビンタ炸裂!
23日放送のSBS週末特別企画「女性の香り」(仮題)で二人の女性主人公キム・ソナとソ・ヒョリムがドラマのスタートをビンタで飾り(?)話題となっている。二人の火花散る迫真の演技がスタッフをはじめとする関係者たちを驚かせたという。
6月25日ソウルモクドンのとあるビルで行われた撮影で、キム・ソナとソ・ヒョリムは「一番最初のシーンがこんなに荒いシーンだなんて本当に緊張する」と口を揃えて言い、困った様子を見せた。
先輩であるキム・ソナがまずビンタのシーンにエンジンをかけた。台本では財閥の娘役であるソ・ヒョリムがまずキム・ソナにビンタすることになっていたが順序が逆になったという。
キム・ソナは先輩らしくソ・ヒョリムが緊張しないようできるだけ自然な演技でリードした。また「私が押さえこむようにして殴るからリアクションを大きくとって」指示し、ソ・ヒョリムは「私は大丈夫ですので思いっきり殴って下さい」と言いながら何度かリハーサルをした。
いよいよ本番になり二人は「一度で済ませよう!」とお互い言い合い、幸い練習の成果が現れるかたちとなって一度でOKが出た。OKサインが出るや否や抱き合う二人。キム・ソナは赤くなったソ・ヒョリムの頬を撫でながらしきりに「ごめんね」と言いソ・ヒョリムはキム・ソナの腕の中で「本当に大丈夫です。心配しないで」と安心させた。
次に、ソ・ヒョリムがキム・ソナをビンタするシーンは、4日後の6月29日にソウルのホテルで撮影された。財閥の娘役のソ・ヒョリムが旅行会社の平社員であるキム・ソナを指輪泥棒扱いし人前でビンタを食らわせるシーンだったが、それはちょうど4日前のシーンの仕返しということになる。
ソ・ヒョリムは先輩であるキム・ソナの頬を叩くことがとても負担に思えて始終緊張していた。それを感じたキム・ソナが「このあいだ私が叩いたのを思い出しながら同じようにやるといいわ」と言い、これに対しソ・ヒョリムは「私も一度でOKが出るよう頑張ります」と呼吸を合わせた。
これまた一度でOKが出たものキム・ソナは痛くて叩かれた頬から手を離すことができなかった。驚いたソ・ヒョリムは申し訳ない表情で謝ると「か細い体して手には力があるのね!」と冗談を言いスタッフを笑わせ現場の雰囲気を明るくしたという。
関係者は「キム・ソナとイ・ドンウクのロマンスだけでなく火花散る二人の女優の演技にも注目して欲しい。現場ではすごく仲のいい姿だが、一旦撮影に入ると表情が変わり迫真の演技をする二人はさすがだなと感じた」と話した。
製作会社は「二人はドラマの最初の部分から悪縁で出会い、イ・ドンウクをめぐって戦いが始まるが、イ・ドンウクがどちらの女性を選ぶかが見ものだ」と伝えた。
沖縄で現地撮影を終え、10日に韓国に帰国した撮影陣は製作発表会や残りの撮影スケジュールを消化すべく忙しい日々を送る予定だ。(翻訳:宮本りさ)
※この記事は재경일보(財経日報)提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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