俳優キム・スヒョンが “広告界の優良株”として認められた。

　キム・スヒョンは、29日にソウル三成洞COEXで開催されたソウル映像広告祭で「今年のモデル賞」を受賞した。今年で10回目を迎えるソウル映像広告祭は、韓国最大規模の映像広告のフェスティバルであり、広告主、広告業界、さらに広告に関心のある一般の人々が一堂に会す意義深い授賞式だ。

　キム・スヒョンが受賞した「今年のモデル賞」は、2012年に幅広く広告で活躍した最高のモデルに与える賞。キム・スヒョンの明るく健康的なイメージは、一般の人々だけでなく、広告業界でも良い印象を抱かれ、広告モデルの好感度部門で上位圏を占めて受賞の栄冠を手にした。

　特に今回は、インターネットでの投票結果が反映されたので、ひときわ重要な意味を持つといえる。

　また、日本や中国をはじめアジア全域やヨーロッパなどでも高い人気を誇っている韓流スターであり、韓国内や海外まで影響を及ぼすモデルとして認められているという点でも注目に値する。

　キム・スヒョンは、2012年に出演したドラマ『太陽を抱く月』での堂々とした演技が認められ、“キム・スヒョンシンドローム”を巻き起こした。このことで10代から40代といった幅広い年齢層から愛され、好感度の高い俳優として脚光を浴びた。

　2012年の1年間、ファッション、家電、外食産業、ジュエリーなど韓国のトップブランドと相次いで契約を結び、名実共に広告王の座を獲得し、2012年最高のスターであることを立証した。

　なおキム・スヒョンは現在、今年封切り予定の映画『隠密に偉大に』の撮影に集中している。（翻訳：萩庭雅美 ）