JYJ、ミュージックバンク出演を巡りKBSと攻防継続「誰の話が正しいのか?」
男性アイドルグループJYJの「ミュージックバンク」出演問題が再燃している。
今年9月に1stアルバム「In Heaven(イン・ヘブン)」をリリースしたJYJだが、所属事務所による集計では総35万枚を突破したにもかかわらず、KBSの音楽番組「ミュージックバンク」チャート集計から除外されたためファンから抗議が相次いだ。
これに関しKBSが今月18日、JYJを番組に出演させなかったことについて「訴訟中のため」と明らかにしたことを受け、所属事務所側が公に異議を唱え、両者の攻防が再燃した。
KBS芸能局側は今月17日、「JYJは現在、前の所属事務所(SMエンターテインメント)との訴訟が終了していない。現在は二重契約状態で音楽活動が続いている」と答え、契約状況に問題があると主張。
また、「JYJが放送出演を続ける場合、法的な問題はもちろんのこと、文化産業の発展と秩序を阻害する危険性があると判断される。紛争が解決するまでは一切の放送活動を自制していただき、後に判決結果に従って出演交渉および手続きを進める」と説明している。
これに先立ち今年5月、KBS「ミュージックバンク」では、JYJが出演できない理由を尋ねる視聴者に「JYJが二重契約状態で音楽活動を続けていて、このままテレビ出演を続ける場合、文化産業の発展および秩序を阻害する危険があるため、このような判断を下した」と返答していた。
だが他マスコミやネットユーザーからの反発が強くなると、番組制作側は掲示板での返答に誤りがあったと弁解して「JYJが正式にアルバムをリリースしていないので出演させられない。今後JYJが韓国語版のアルバムをリリースすればチャートインが可能」と立場を明らかにした。だが後にJYJがこの条件を充足させたのに、番組側はまたもや立場を翻している。
JYJはこれまで「ミュージックバンク」を始めとしてKBSのバラエティー番組出演が数回不発に終わり、様々な憶測を生んでいる。これに対してJYJの所属事務所シージェス・エンターテインメント(以下シージェス)は、報道資料を通じてKBSの主張に異を唱えた。
シージェスは「KBSが問題視している訴訟については、昨年裁判所でSM側の従属型契約が一方的かつ不利な契約であることが認められ無効と宣告されている。今年2月にはJYJの活動に対するSMの妨害行為を確認、(損害賠償の)間接強制命令が宣告されておりKBSの主張は筋が通らないと考える」と明らかにした。
また、「SM側の言う二重契約問題については裁判所が棄却し、JYJのシージェスとの契約・活動を邪魔しないようにという判決が下されている」と主張した。
一方この件に関しネットユーザーも熱い攻防戦を広げている。「公営放送KBSが大手芸能プロの顔色をうかがっているのではないか」という疑念を訴える者や「テレビ局が最高裁判所の下した判決を無視していいのか」という声もある。
またKBSの立場に同意し、法的問題が完全に解決するまではJYJの放送出演に対する公論化を自制しなければならないという声も出てきている。(翻訳:中島礼子)
※この記事は재경일보(財経日報)提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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