■鼻=ミン・ヒョリン、顔型=キム・テヒ、唇=キム・ヘス、額=ソン・ヘギョ

　韓国の江南（カンナム）にある美容成形外科で、来院した20～40代の女性客381人を対象に「部位別・最も似たい芸能人」という興味深いテーマでアンケート調査を実施した。

　調査の結果、目は35%のコ・アラ、鼻は48%という圧倒的な支持率のミン・ヒョリン、顔型美人には27%のキム・テヒ、唇は22%のキム・ヘス、額には24%の支持を得たソン・ヘギョがそれぞれトップとなった。

　特に「目部門」の1位コ・アラは、カラーコンタクトをつけたような美しい茶色の瞳と深い二重まぶたでまぶしく魅力的な目を誇っている。さらに、現在人気放映中のドラマ『応答せよ1994（原題）』で見せる飾り気のない親しみのある妹らしいイメージがプラスに働いたと考えられる。

　1位の座を獲得した芸能人たちに共通するキーワードは何と言っても「童顔」だ。コ・アラの場合、1990年生まれで十分に若いが、実年齢よりもはるかに若く見える。コ・アラを除く各部門の1位は皆30代をはるかに越えており、キム・ヘスの場合すでに40代だが、全員実年齢よりはるかに若く見える。

　このアンケート結果についてシンデレラ美容成形外科のチョン・ジョンピル院長は「最近では親しみのある自然な美しさを持つ芸能人が注目されている。童顔が核心キーワードとなっているのは、若く美しい今の姿をもう少し長く維持したいと願う人々の思いから発するものだろう」とコメントしている。

　年齢より若く見えるポイントとして、ぽっちゃりした頬が挙げられる。幼い子供たちの顔が大抵丸いことを考えれば理解できるだろう。頬骨と頬に程よく肉がついていれば年齢より若く見える。反対に、頬肉が少なく顔がやや長めの場合は成熟したイメージが強調される。目の下に涙袋があれば目尻のシワが隠れる効果もあり、童顔のイメージをいっそう強調できる。

　では美容成形外科専門医が挙げる童顔の条件とは？チョン院長は「額から鼻までの縦の長さに比べて、唇から前あごまでの長さが短い場合、可愛いイメージが強調されて童顔らしくなる。これは最近の童顔の条件に選ばれる顔“ハートライン”にもつながる。ぽっちゃりとした頬肉と細いアゴの線がまさに童顔の基本」と語った。（翻訳：中島礼子）