日本で歌手としても活動中の韓国の男性俳優ユン・サンヒョンが、10日に東京で初の日本ツアー「BLACK MOUNTAIN」の最終公演を大盛況に終えた。

　先月25日の大阪、今月2日の名古屋に続いて10日に東京公演を行ったユン・サンヒョンは、日本デビュー曲『最後の雨』でステージのオープニングを飾った。続いて先月15日にリリースした4thシングル『悲しみにさよなら』、ドラマ「シークレットガーデン」の中で歌っていた『見つめる』、ドラマ「僕の妻はスーパーウーマン」OSTから『ネバーエンディングストーリー』など、全20曲余りを熱唱。3千人以上のファンを魅了した。

　また、アンコール曲『Only You』を熱唱中にファン数名に直筆サインのTシャツをプレゼントしたり、ファンの座る客席をバックにバンド、コーラスのメンバーたちと記念写真撮影をするなどのサプライズイベントを繰り広げ、更に会場を盛り上げていた。

　ユン・サンヒョンは同コンサートの席で、「11日で東日本大震災が起きてから1年になります。今後二度と地震と津波の被害がないこと、そしてすべてのことが早く復旧されることを心より願っています。少しでもみなさんの力になれるよう、今日はもちろん今後とも良いコンサートをお見せしたいです」と話した。

　また、「これからも素敵な歌を歌っていきたいです。公演を終えて韓国へ戻ったら、新しい作品に取り掛かり、またご挨拶させていただく予定です。恥ずかしくない俳優になるために一生懸命努力するので、俳優、そして歌手として応援してください」と伝えた。

　ユン・サンヒョンがツアー中の4日と5日に、日本での放送に向けてプロモーションに参加した韓国SBS TVの話題作「シークレットガーデン」は、4月5日からNHK BSプレミアムチャンネルで放送が始まる予定だ。（翻訳：中川）