ソン・イェジンとソル・ギョング主演、映画「タワー」がクランクイン
「私の頭の中の消しゴム」や「四月の雪」で注目を集め、日本でも人気の高い女優ソン・イェジンと、昨年日本でも公開され、話題となった映画「TSUNAMI -ツナミ-」で熱演した演技派俳優ソル・ギョング主演の韓国映画「タワー」が、5月18日、京畿道南陽州にある映画総合撮影所でクランクインし、本格的な撮影に突入した。2012年の公開を予定している。
映画「タワー」は、ソウル都心の超高層ビルで起きた大型火災、その巨大な炎に立ち向かう命懸けの死闘を描いた作品。監督は、今夏公開予定の3D(3次元)映画「第7鉱区」でメガホンを取ったキム・ジフン氏が務める。
クランクインシーンは、ソウル都心の超高層ビルの中華レストランでクリスマスイヴを準備する場面。レストランの厨房では、レストランのマネージャー役でソン・イェジンが演じる「ソ・ユニ」が、パーティーのために準備された料理をあわただしくチェックし、他方では、キム・サンギョンが演じるビルの施設管理チーム長「イ・デホ」が、建物をくまなく几帳面に見回していた。大型火災という大惨事が迫っているとは誰一人想像していない、クリスマス・イヴの夜。イヴの準備であわただしい平和で幸せな瞬間を撮影した。
一方、熱血消防士の「カン・ヨンギ」を演じるソル・ギョングは、クランクイン当日は撮影がなかったにもかかわらず、現場を訪問。同僚俳優たちとスタッフらを応援した。
同作品は、火を伴う危険なシーンが多いため、俳優たちは、撮影前の準備期間から重要な消防訓練を行い、念入りにクランクインに備えた。また、制作スタッフたちは、映画の中でリアルな炎を表現するために、多様な技術方法を模索し、テストするなど準備を徹底したという。そのかいあってか、現場では、俳優とスタッフたちのチームワークが目立った。
※この記事は재경일보(財経日報)提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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