デビュー4年目で初のソロ曲を発表する2NE1のリーダーCLが、曲のタイトルを発表した。

　YGブログを通じて発表された曲名は、『ワルい女』。『ワルい女』は、普段からステージで強烈なカリスマ性を見せ、実力派歌手のイメージを持つCLならではのタイトルだ。

　CLがデビュー当時から自分のサインに ‘The baddest female’という言葉を頻繁に書いてきた点を考えれば、今回の初ソロ曲『ワルい女』は、長い間準備して来たCLの実力が結集された曲であることが伺える。

　今年22歳になるCLが女性ラッパーを夢見てYGエンターテイメントに入門したのが15歳の時だったので、今回のソロ活動は7年ぶりに夢をかなえたことになる。

　CLは、振付をより効果的に表現するため、少し前に日本に渡って個人レッスンを受けて来たほどだ。それだけでなく、10回以上行われたミュージックビデオの会議全てに参加し、ファッションやMVセットに関するアイディアを提案したり、BIGBANGのG-DRAGONやSOL（テヤン）をはじめその他親しい人脈をMVに登場させるなどの熱意を見せた。

　YGエンターテイメントは、「CLの『ワルい女』は、ヒップホップの中でも完全なヒップホップサウンドであり、BPM 70（音楽の速度）のとてもゆっくりとしたヒップホップビートの曲で、ドギーやダブステップなどの最新サウンドとパワフルなCLのラップが上手く調和し誕生した新概念の最新ヒップホップ曲」と紹介している。

　最近公開されたバイブのバラード曲『この歳になるまで』がBPM63とのことなので、バラードとあまり差のないCLの『ワルい女』がどれほどゆっくりとしたヒップホップ曲なのか、ますます気になるところだ。

　これに関しYG側は、「このようにスローなヒップホップ曲をCLがどれだけ強烈に表現できるかどうかが重要ポイントであり、戦略だ』と付け加えた。

　更に興味深い点は、CLにとって歌謡界の大先輩にあたるイ・ヒョリのタイトル曲も『BAD GIRLS』という点だ。CLの曲も英語に直せば『BAD GIRL』となるので、ほとんど同じタイトル名となる。

　YGは、28日の正式公開前までは音源やミュージックビデオのティーザーを一切公開しないことを決定した。CL本人はもちろん、ヤン・ヒョンソク代表、プロデューサー陣、YGの全てのスタッフらが今回の曲に自信を示しており、あとは28日を待つのみだと期待感を高めた。（翻訳：宮本りさ）