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『ビッグマン』カン・ジファンVSチェ・ダニエル、真のリーダー像を描く

2014年06月05日 18:45

KBS 2TV月火ドラマ『ビッグマン』では、カン・ジファンの正義がついに通じ、視聴者に痛快感を与えた。

KBS 2TV月火ドラマ『ビッグマン』では、カン・ジファンの正義がついに通じ、視聴者に痛快感を与えた。【写真詳細】

 KBS 2TV月火ドラマ『ビッグマン』(脚本:チェ・ジンウォン、演出:チ・ヨンス、制作:キム・ジョンハクプロダクション、KBSメディア)では、カン・ジファンの正義がついに通じ、視聴者に痛快感を与えた。

 2日放送された第11話では、ジヒョク(カン・ジファン)がヒョンソン流通の労働組合員たちと共にドンソク(チェ・ダニエル)に会心の一撃を与える姿が描かれたが、特にこの過程においてジヒョクはドンソクとは明らかに違った対処を示し、真のリーダーとは何かについて振り返らせた。

 ジヒョクは自分を信じてくれる人たちのために命懸けでヒョンソン流通を立て直す決心をした。何とかしてヒョンソン流通を取り戻そうと思ったジヒョクは、これまでどうしようもなくト・サンホ(ハン・サンジン)のスパイ役に回っていた組合員たちまで自分側につけた。

 何よりも、“僕たちは仲間という武器しか持っていません。仲間を捨てたら僕たちは負けです”という彼の言葉は組合員達の心を打った。一方ドンソクは自分の利益と目的のためなら死んだ人間を利用することさえ厭わなかった。裏金処理の罪を死んだ理事に被らせたのだ。

 このような二人のやり方は、真のリーダーとは何かについて改めて考えさせる機会を与えた。信じる心一つでも人々を十分に引きつけることが出来るというジヒョクの正面突破は、私たちが望んでいたリーダー像そのものを見せてくれ、視聴者の共感を呼んだ。

 放送を見た視聴者らは、「ドンソク、ジヒョクにまんまとやられたね!」「私もジヒョクのような上司の下で働きたい」「利益のためなら死んだ人間さえも利用しようとするなんて!」「ドンソクは人間の感情がないのか」などと様々な反応を見せている。

 一方、この日の放送では、ジナ(チョン・ソミン)が、父親であるカン・ソンウク(オム・ヒョソブ)がジヒョクを殺して心臓を抜き取ろうとしていた事実を知り泣き叫ぶ姿が描かれ、視聴者を悲しませた。続く第12話は、3日夜10時に放送される。(翻訳:宮本りさ)

※この記事は재경일보(財経日報)提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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