『優しい男』ソン・ジュンギ&ムン・チェウォンカップルのロマンスBEST4
今秋お茶の間を濃厚なラブロマンスの香りでいっぱいにしている韓国KBSドラマ『優しい男』のソン・ジュンギ&ムン・チェウォンカップルが、最終回までわずか2話を残した中、最後まで予測不可能な激情的ロマンスを繰り広げている。
今回は、そんな二人の名場面&名台詞をピックアップしてみた。
ウンギの雨の中の告白!「カン・マルという男と出会って・・・毎朝起きて息をして、生きているということが初めて幸せに感じたの」―第7話―
今愛しているマルという男の過去がどうであれ、自分に近づいてきた意図がどうであれ、ウンギにとっては重要ではなかった。
“テサングループ”という城から裸足で飛び出し、雨の中を無我夢中で駆けて行き、マルに「今私の唯一の願いは、あなたと毎日目を合わせながら愛していると言い、そしてあなたに愛され、あなたの子供を産んで育てて、一緒に歳を重ねていくことなの・・・」と訴えるような告白をしたウンギの姿は、見る者の心をしっとりと濡らした。
彼女の率直で心のこもった告白に驚いたマルだったが、ウンギの頬に落ちる涙をぬぐってやりそっと抱きしめる姿は、視聴者を更にときめかせた。特にこの雨の中の告白は、マルがウンギに心を開くことになった決定的瞬間でもあったため、本格的ロマンスの幕を開けるシーンにもなった。
お互いに向かって突進!殺気を帯びた眼差しのウンギと涙を浮かべるマル ―第9話―
マルは、自分がウンギに魅かれていることを隠し「オレが愛したのはハン・ジェヒだけだ」と言ったが、それに衝撃を受けたウンギは、父親の死を知らされた後、何かを決心したかのように反対車線に飛び込みマルの車に向かって突進した。
しかし、マルはウンギの車を避けることなく涙を浮かべ、更には微笑むような表情さえ見せて見る者を驚愕させた。この日の二人の行動は多くの視聴者の好奇心を刺激し話題を呼んだ。
“これまで生きて来て・・・初めて後悔した”、いつ溶けるか分からない“雪花愛”!悲しいけど幸せだった海辺のデート ―第12話―
「彼女をオレのような奴の人生に引き込むんじゃなかった」というマルのナレーションと共に描かれた二人の海辺のデートは、一瞬も目を離すことができないほど美しい風景とウンギ&マルカップルのビジュアル、繊細な感情まで加わった、まさに名場面中の名場面だった。
記憶は失くしたが心が覚えていたマルへの愛、しかし記憶が戻れば一瞬にしてその全てが水の泡と化してしまうかもしれないマルとの幸せな時間を過ごしているウンギの姿を見ながら、自分の壮絶な人生にウンギを引き込んでしまったという自責の念にかられているマル。その姿は本物の愛の始まりを予告し、見る者の心を詰まらせた。
受話器越しに伝えた切ない愛!お互いの想いが通じ合った瞬間 ―第18話―
自分を傷つけてでも愛するウンギを守ろうとするマルと、彼を酷い言葉で傷つけては後悔を繰り返すウンギ。そんな二人の無言の通話は、一言も話さなくてもお互いの気持ちが受話器を通して痛いほど伝わり、視聴者の気持ちを更に切なくさせた。
ものすごく冷たい性格だったがマルに出会って純粋さを取り戻したウンギと、彼女の純粋さによって過去の傷を癒し本来の姿を取り戻したマル。 二人は、お互いにとって心の奥にしまいこんでいた純粋さを取りだしてくれた唯一の人という点で非常に良く似ている。だからこそ彼らのロマンスは純粋で、辛く、また儚いものだった。
なお、今後の展開に多くの関心が集まる中、更なる緊張感を与えている『優しい男』の第19話は、14日夜10時に放送される。(翻訳:宮本りさ)
※この記事は재경일보(財経日報)提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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