『神医』イ・ミンホ&キム・ヒソン、二人のロマンスを輝かせた名場面&名台詞BEST5
韓国SBS月火ドラマ『神医』(脚本:ソン・ジナ、演出:キム・ジョンハク、シン・ヨンフィ)で、時にはときめきを、時には切なさを抱かせ、神医ファンを量産したイ・ミンホ&キム・ヒソンカップル。今回は、彼らのロマンスを輝かせた名場面および名台詞に注目してみよう。
◆ チェ・ヨン、ウンスに武装解除する ―第7話―
昏睡状態から目覚めた後、一睡もできずにウンスを見守るチェ・ヨンに向かってウンスは自分の肩を差し出し「私が守ってあげる」と言った。この言葉に静かに目を閉じるチェ・ヨンの姿は、二人の関係の変化を予告した。常に一人で肩肘張って生きて来たチェ・ヨンが、ウンスに心を開き始めた始発点だったと言えだろう。この日、チェ・ヨンの血の臭いを感じたウンスは、後日、その臭いを紛らわせるために一輪の野花をプレゼントしたが、その花はチェ・ヨンがその後ずっと胸にしまい大切な思い出の証として残していたものだ。
◆ 「そう簡単に命を掛けることはしません、もう・・・。だから泣かないで」―第12話―
ウンスを天に送り返すため、命がけでキ・チョルとの正面対決を繰り広げたチェ・ヨンの前に現れたウンスは、自分の首に剣を当ててまでチェ・ヨンの死を阻止しようとした。そして、“氷功”で凍りついたチェ・ヨンの手を自分の息で温めるウンスの涙は、「死ぬということ」に特別な意味を感じていなかったチェ・ヨンの心を動かす温もりとなり、また、愛を芽生えさせる響きとなった。
◆ お互いの切実な想いが通じ合った瞬間・・・初めての抱擁―第14話―
チェ・ヨンはウンスを“天の扉”に連れて行くため脱獄までして逃避を約束した。そんなチェ・ヨンが約束の時間に遅れ、焦っていたウンスは、彼が到着するやいなや走って行って彼の胸に飛び込んだ。ウンスを抱きしめ静かに髪を撫でるチェ・ヨンのしぐさは、お互いを求め合う二人の心が繋がった瞬間だった。
◆ 「そこにいますか?」「ここに・・・います」―第14話―
ふすまを隔てた二人の“真実ゲーム”は、お互いの胸の内を確認した瞬間だった。「私が“天の国”へ帰っても大丈夫?」と聞くウンスに対し「大丈夫ではない・・・」と答えたチェ・ヨン。「すごく会いたくなると思う」という言葉で愛の告白をしたウンスの影を手でなぞるチェ・ヨンの姿は、切なさの頂点に達した名場面の誕生だった。特に、「そこにいますか?」と尋ねるウンスに対し「ここにいます」と応えるチェ・ヨンの台詞は、22話でウンスが「天の国に帰ってしまったら、寝る前に『そこにいますか?』と確認したくなりそうだ」と言うシーンとつながって更に切なさを感じさせた。
◆ チェ・ヨンのそばにいることを選択したウンス、そんなウンスに向けてチェ・ヨンが言った言葉「私があなたを私のものにするなら、一生です。今日一日とか数日ではなく・・・一生。」―第21話―
ウンスのために武士の職まで放棄しようとしたチェ・ヨン。そんなチェ・ヨンにウンスは自分がウダルチ部隊に入って傍で見守りたいと言う。ウンスの心を察したチェ・ヨンがウンスに近づいて、お互い見つめ合いながら微笑むシーンは、視聴者を感動させるのに充分だった。また、チェ・ヨンは、「解毒剤を手に入れたらあなたのことを一生守るから、高麗に残ってくれるか?」と聞き、続けて「私があなたを私のものにするなら一生です。今日一日とか数日ではなく・・・一生」と愛を誓い、視聴者に感動を与えた。
ウンスによって死んだような人生から目覚めたチェ・ヨン、チェ・ヨンによって“心を治す”医師に成長したウンス。いつの間にか針と糸のように一緒にいることが当たり前のような彼らを引き裂こうとする過酷な葛藤の要素は、二人のロマンスをより深くした。
前回放送で、死んでもチェ・ヨンの傍から離れないと宣言したウンスの姿が描かれた中、果たして二人の愛がどのような結末を迎えることになるのか、視聴者の好奇心はますます高まっている。続く第23話は10月29日の夜9時55分放送。(翻訳:宮本りさ)
※この記事は재경일보(財経日報)提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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