韓国人が最も憧れる顔の芸能人として、男性はJYJのキム・ジェジュンが、女性では歌手のIU（アイユ）が1位に選ばれた。

　スマート モバイル カンパニーKTHは、似ている芸能人を探すエンターテインメント アプリケーション「顔認識」で、“似ているスーパースター”を2月の1カ月間集計して、韓国人が最もあこがれる顔の芸能人の順位を1位から10位まで公開した。

「顔認識」はスマートフォンで撮った写真の顔を分析して、似た芸能人を探すというエンターテインメントアプリで、利用者は“似ているスーパースター”メニューでそれぞれの顔認識結果を共有して、芸能人と最も似ている一般人に順位をつけるというもの。

　先月1か月間で300万人を越える人々が「顔認識」アプリを利用し、この中の26万件の写真が“似ているスーパースター”に登録された。この中で、最も多くの人が挑戦したスーパースターに男性芸能人ではJYJのジェジュンが、女性芸能人ではIUが1位に選ばれた。

　この他にもBEASTのユン・ドゥジュン、MBLAQのイ・ジュン、T-ARAのジヨン、Secretのチョン・ヒョソンなどアイドルが多数10位圏内に入った。また、最近のMBC水木ドラマ『太陽を抱いた月』に出演し人気を得ている俳優のキム・スヒョンが3位にランクイン。幼い世子嬪役の子役スターキム・ユジョンもランク外ではあったものの目を引いた。

　“似ているスーパースター”の挑戦結果は、ランキングコーナーでリアルタイムに確認でき、利用者らに最も認められランキング1位になった参加者らを“スーパースター殿堂”メニューで見ることもできる。また、顔認識結果で、似ている率が80%以上の場合、「本当に似ていますね～！今挑戦しなければ損!」などのコメントが寄せられ勝負欲を刺激する点も興味深い。

　KTHの関係者は「びっくりする程似ている一般の人たちが参加していて、利用者たちからも好評だ。似たい芸能人が出てくるまで顔認識遊びをしたり、望む結果が出るようにするためのノウハウを共有する利用者が増えたりと、引き続き好評を得ている」と伝えた。

　なお、2月末まで計1120万件のダウンロード数を記録してスマートフォン利用者らの必須アプリとなった「顔認識」が、2月28日アップルアプリストアが発表した歴代最高無料アプリチャートで3位を記録するなどその人気を証明している。

　これは、アプリストア発売以後3年7カ月間の人気アプリをアップルが公式に発表したもので、「顔認識」が粘り強い支持を受けていることが証明されたことになる。 （翻訳：宮本りさ）