『君たちは包囲された』チャ・スンウォン、「ソ・パンソクというキャラクターは長く記憶に残るだろう」
俳優チャ・スンウォンが、SBS水木ドラマ「君たちは包囲された」を終え、自身の感想を伝えた。写真=YGエンターテインメント【写真詳細】
■チャ・スンウォン、喜劇と悲劇が交差する「演技の品格」を披露
俳優チャ・スンウォンが、SBS水木ドラマ「君たちは包囲された」を終え、自身の感想を伝えた。
17日放送の第20話で「君たちは包囲された」が最終回を迎え、チャ・スンウォンは「爽快だが名残惜しい。ソ・パンソクを愛してくださった方々に感謝している。長く記憶に残るキャラクターとなるだろう。名残惜しいが、より良い姿で帰ってくるので期待していてほしい」と感想を伝えた。続いて、「苦労をともにしたスタッフたちや俳優たちにとても感謝している」と言って、共演俳優やスタッフたちへの感謝の気持ちも伝えた。
同ドラマでチャ・スンウォンは、自他共に認める凄腕刑事であり、男らしく熱くなりやすい性格の刑事課強力2チーム長ソ・パンソク役を熱演した。イ・スンギとの息の合った駆け合いやオ・ユナとの爽やかなロマンスがドラマの面白さを倍増させ、喜劇と悲劇が交差する中で見せた卓越した演技力が、ベテラン俳優の貫録を感じさせた。
チャ・スンウォンはドラマ序盤、15年前の馬山養護教師事件の被害者であるウン・デグ(イ・スンギ)に加害者の疑いをかけられ、デグとの対立関係を見せた。パンソクはデグの正体を探り出そうと奮闘するあまり、パートナーの班長イ・ウンド(ソン・ジル)とともに詐欺の前科があるウン・ジリの息子がデグだと誤解してしまうなど、視聴者の笑いを誘う場面もあった。
また、自己紹介する時はいつも無表情な顔で「俺はレジェンドのソ・パンソクだ」と言い、第6話では部署の会食中に真面目な表情でコミックダンスを披露するなど、壊れたキャラでコミカル演技を披露、笑いを誘った。
しかし、チャ・スンウォンはドラマ後半で、デグの母親が警察と検察の捜査権争いに巻き込まれて死んだ犠牲者だと知ったパンソクの、苦悩に満ちた真剣な姿を演じた。また、最終話では、母親を失ったデグのために長い間着てきた警察の制服を脱ぐ覚悟で記者会見に臨み、事件の顛末を伝える役目を果たす姿など、最後までドラマの中心を担う演技を見せた。
公開された写真は、最後の撮影現場のビハインドカット。撮影から解放され、本来の人間味あふれる姿に戻ったチャ・スンウォンの笑顔が印象的だ。(翻訳:中川)
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