ドラマ『秘密』が、再放送枠でも視聴率1位を記録し話題だ。

　“ブラックホールの吸引力”で視聴者を魅了しているKBS水木ドラマ『秘密』（脚本：ユ・ボラ、チェ・ホチョル、演出：イ・ウンボク、ペク・サンフン）が、再放送の視聴率でも他のドラマを圧倒し、水木ドラマ1位の座を固守している。

　同ドラマは、13日の午後に放送された『秘密スペシャル』が、視聴率調査機関ニールセンコリアの調査の結果、全国基準5.7%、首都圏基準6.5%を記録し、水木ドラマの王者らしい一面をアピールした。これは、本放送だけでなく再放送も大きな関心を集めているということで、更に意義深い。

　特に前回放送の第6話は、視聴率14.6%をマークし、水木ドラマとしては圧倒的な1位を記録して話題を集めた。

　実は、視聴率を上昇させた大きな理由は再放送にある。同ドラマは、既に視聴者を確保していた他の競争作品の間で後れを取ってスタートしたため、不利な状況にあった。

　しかし再放送を通じて視聴した視聴者層が口コミによって評判を広め、新たな視聴者層を確保していったのだ。よって、既に本放送で1位を獲得した『秘密』が、依然として再放送でも強勢を保ち、当分の間はこの状況が続くものと評価されている。

　これに対し『秘密』制作会社は、「俳優らの好演と高い演出力がこのような結果を生み出したと思われる」とし、「我々が予想していた以上の好評を得ることができ、視聴者の皆さんには本当に感謝している。今後は、チソンとファン・ジョンウムのラブストーリーが展開され、また、ペ・スビンVSチソンの正面対決も繰り広げられるので是非期待して欲しい」と伝えた。

　スピーディーなストーリー展開、感覚的な演出、チソン、ファン・ジョンウム、ペ・スビン、イ・ダヒら主演俳優はもちろんカン・ナムギル、イ・ドクファ、ヤン・ヒギョン、カン・シンイルら助演俳優の好演が視聴者の目と耳を虜にしている『秘密』のシンドロームは果たしてどこまで続くのか、今後も多くの人々の関心を集中させるだろう。

　なお、『秘密』は、愛する恋人を殺した女性と恋に落ちる激しいラブストーリーを描いた作品で、毎週水木曜日の夜10時に放送中だ。（翻訳：宮本りさ）