『九家の書』第20話 イ・スンギ&チェ・ジニョク&ユン・セア、20年ぶりの悲しい親子対面
『九家の書』では、イ・スンギ、チェ・ジニョク、ユン・セアの悲しい対面が描かれ、緊張感を高めた。【写真詳細】
『九家の書』では、イ・スンギ、チェ・ジニョク、ユン・セアの悲しい対面が描かれ、緊張感を高めた。
11日に放送された第20話は視聴率19.1%を記録、自己最高視聴率を再び更新して連続19回、同時間帯視聴率1位の座を固守した。
この日の放送では、ガンチ(イ・スンギ)とク・ウォルリョン(チェ・ジニョク)、そしてチャ・ホンミョン(ユン・セア)が初対面するシーンが描かれた。
以前と全く変わらないク・ウォルリョンの姿に驚いたホンミョンと20年前のユン・ソファを全く覚えていないク・ウォルリョン、そして“千年悪鬼”となってしまったク・ウォルリョンからホンミョンを守ろうとするガンチの悲しい初対面は、視聴者の心を切なくさせた。
自分を捨てたホンミョンを恨んでいたガンチは、ヨウル(スジ)から罪悪感に苛まれながら20年間一度もゆっくり眠れた事がなかったというホンミョンの話を聞いたあと、複雑な気持ちになっていた。
この時チョ・グァンウン(イ・ソンジェ)を殺そうとしていたホンミョンは、ピルモク(ソン・ヨンギュ)の裏切りによって命の危機に陥っていた。それを聞いたガンチは、ヨウルやコンたちと協力してホンミョンを救い出した。
それなのにホンミョンは、自分のために駆け付けたガンチには目もくれずチョ・グァンウンを殺すことしか考えていない様子だった。
これを見たガンチは、「あなたの目には殺さなければならない奴だけ見えて、私のことは見えませんか?私は・・・、あなたの息子じゃないですか!母さん!」と涙を流した。ガンチの「母さん!」の一言にホンミョンは、ハッとした。そして嗚咽しながらガンチの顔を撫で「こんな母親で本当に申し訳ない・・・」と言いながら抱きしめて20年間の悲しみを爆発させた。
母子の切ない和解の抱擁が終り、ガンチがヨウルとコンを探しに行こうとすると急に強い風が吹いて来て、ホンミョンの前にク・ウォルリョンが現れた。
20年前と全く変わらないク・ウォルリョンの姿にホンミョンは驚きながら「ウォルリョン・・・あなたなの?」と声をかけたが、ウォルリョンは、「あなたは誰ですか?私を知っているのですか?」と、ホンミョンすなわちユン・ソファを全く覚えていない様子だった。
この瞬間ガンチは、ぼんやりした眼差しでウォルリョンを呼びながら涙を流すユン・ソファの前に立ちはだかり、ウォルリョンに向かって「これ以上・・・誰も殺すな!オレが殺させない!」と叫んだ。
ガンチは、“千年悪鬼”になって戻って来た自分の父ク・ウォルリョンが、母ユン・ソファを殺してしまうことを恐れたのだ。ガンチ、ク・ウォルリョン、ユン・ソファ、3人の切なさと悲しみが極大化され、視聴者の心を切なくさせた。
放送を見た視聴者たちは、「家族が20年ぶりにやっと会えたのに・・・こんなに悲しい対面になるとは・・・」「遂に対面した3人!次回はどうなるの!?来週まで待てない!」「可哀想過ぎる家族・・・」「本当に最高のドラマ!」などの反応を示した。
一方、第20話ではガンチがピョンジュン(チョ・ソンハ)との剣術訓練で自ら神獣能力をコントロールすることができるようになったという事実が明らかになり視聴者を驚かせた。
ピョンジュンは、ガンチを更に強くしてやるため剣術訓練を行った。最初は失敗を繰り返していたガンチだったが、最終的にピョンジュンの剣を奪うことに成功した。
ピョンジュンはコン(イ・ドギョン)にガンチが腕輪なしでも、またヨウルなしでも人間の姿を維持できるようになったと伝えながら、『九家の書』を探しに送り出す時期が来たようだと決心する様子が描かれ、視聴者の好奇心を刺激した。(翻訳:宮本りさ)
※この記事は재경일보(財経日報)提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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