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『張玉貞』キム・テヒ―ユ・アインら4人4色のラブストーリー…すれ違う運命と愛

2013年05月13日 17:32

SBS月火ドラマ『張玉貞、愛に生きる』の4人の主人公が切ないラブストーリーを繰り広げ視聴者を釘づけにしている。写真=ストーリーTV

SBS月火ドラマ『張玉貞、愛に生きる』の4人の主人公が切ないラブストーリーを繰り広げ視聴者を釘づけにしている。写真=ストーリーTV【写真詳細】

 SBS月火ドラマ『張玉貞、愛に生きる』(脚本:チェ・ジョンミ、演出:ブ・ソンチョル)の4人の主人公が切ないラブストーリーを繰り広げ視聴者を釘づけにしている。

 7日に放送された第10話では、玉貞(キム・テヒ)とイ・スン(ユ・アイン)が東平君(イ・サンヨブ)の家で再会し、切ない夜を過ごす姿が描かれた。

 玉貞が宮廷に入ったあと、イ・スンとのハラハラドキドキの“秘密ロマンス”を繰り広げ、視聴者たちは二人の本格的ラブモードを応援しているが、そう簡単には叶わないのが現実だ。

 イ・スンは一国の王であるため、自分の意志で妻を娶ることのできない立場にある。イ・スンは生まれて初めて玉貞という女性を愛したが、国家のためインギョン(キム・ハウン)と結婚した。その後インギョンが病によって急死、王妃の座が空いたが、玉貞を妻に迎えることは不可能だった。

 その上また、キム大妃(キム・ソンギョン)とミン・ユジュン(イ・ヒョジョン)が、イ・スンが事故に遭い気を失っている隙にイニョン(ホン・スヒョン)との婚姻を進めたため、彼は再び愛のない結婚をさせられるはめになってしまった。

 玉貞もまた母親が賤民出身という理由から身分の枠から逃れることができず、愛する男イ・スンの妻の座をイニョンに奪われてしまう他なかった。さらに、イ・スンが愛する女性であり、チャン・ヒョン(ソン・ドンイル)の親戚という理由から、ミン・ユジュン側によって死の危機にまで追いやられてしまった。

 チャン・ヒョンに助けられ命は助かったものの、愛する男が他の女と結婚式を挙げる姿を遠くから見つめる事しかできない彼女。

 しかし、エンディングでは、玉貞がチャン・ヒョンと手を結び王妃の座を狙う姿が電波に乗った。お互いを愛しているのに、宮廷の暗闘を経なければ届かないという二人の距離が哀れに感じられるシーンだった。

 イニョンもまた、愛する男に対し自分を利用しなさいという言葉まで発しながら心を得ようとする哀れな人物。イ・スンと結婚はできたものの、抜け殻同然の彼の姿に、更に苦しむことになった。

 また、東平君も悲運の恋の主人公だ。長い間玉貞を見守り想いを寄せて来たが、王の女になった玉貞を心の奥に埋めとどめるしかなくなってしまったのだ。

 視聴者たちは、ネット掲示板やSNSを通じて「今後4人の主人公の愛がどのように描かれるのか楽しみ」、「ラブストーリーが展開されればされるほど興味深く面白くなってゆくが、4人とも可哀想・・・」、「王の座が重すぎるようだ」などの反応を見せた。

 『張玉貞、愛に生きる』は、毎週月火曜日の夜10時放送。(翻訳:宮本りさ)

※この記事は재경일보(財経日報)提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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