B1A4、心温まる寄付で年末の寒さを溶かす
韓国男性アイドルグループB1A4(ビーワンエイフォー)が、8日と9日の2日間開催された初の単独コンサートを祝ってファンからプレゼントされた米、練炭、卵、飼料、マンゴーの木などを、欠食児童と恵まれない人たちに寄付した。
厳しい寒さが訪れた週末、オリンピック公園内のSKハンドボール競技場の前にはB1A4の初の単独コンサートを見るために集まったファンで人だかりができていた。極寒の天候にもかかわらず集まったたくさんのファンと関係者、市民の目を捕らえたのは、公演会場の周りを取り囲む様々な種類の花輪だった。
これらはB1A4の初の単独コンサートを祝うため、韓国、日本、中国、台湾、香港、タイ、シンガポール、インドネシアと中南米のメキシコ、ペルーなど10カ国以上のファンから送られて来た、米花輪、練炭花輪、卵花輪、飼料花輪、マンゴーの木の花輪、花の花輪だ。
この日B1A4に送られてきた花輪の量は、ドリーミー米花輪1,980kg(約2トン)、練炭花輪 2,356個、卵花輪300個、飼料花輪300kg、マンゴーの木の花輪10本にも及び、B1A4側はすべての花輪を恵まれない人々に寄付するという意思を表明した。
米花輪はB1A4が指定する欠食児童など、恵まれない人々に愛の米として寄付される。23世帯が一カ月使用できる量の練炭花輪は一人暮らしの高齢者など、エネルギー貧困層の家庭にB1A4の名前で寄付され、暖かい冬を過ごせるよう支援する。
飼料花輪は飼育放棄された犬の保護施設に寄付され、マンゴーの木の花輪はツリープラネットとワールドビジョンを通じてアフリカ南スーダンのトンジュ(Tonj)地域に植栽され、児童飢餓の解決と砂漠化防止に寄与することになる。
卵花輪は卵価格の暴落で困難な状態に陥っている卵農家を救うための花輪として全国のフードバンクに寄付され、一人暮らしの高齢者などの栄養欠乏の解消と、卵消費の活性化に寄与することになる。
B1A4は昨年7月にも、サンドゥル出演ミュージカル『兄弟は勇敢だった』に送られた米花輪700kgと、韓国KBS Joy『B1A4のハローベイビー』の製作発表会に送られた300kgの米花輪を寄付しており、昨年冬には本人たち自らが献血した献血証とファンが一生懸命集めた献血証を寄付するなど、ささやかながらも温かい慈善事業を続けて来た。
B1A4は、「慈善事業と言うのは照れ臭いけど。機会さえあれば、恵まれない人たちの力にもっとなりたい」と伝えた。
初の単独コンサートを大盛況のうちに終え、新人アイドル強者としての底力を見せつけた B1A4は、新曲『Try to Walk』で引き続き精力的な活動を繰り広げていく予定だ。(翻訳:中川)
※この記事は재경일보(財経日報)提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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