『ザ・キング2Hearts』イ・スンギ、韓国第4代国王に!
ドラマ『ザ・キング2Hearts』では、イ・ジェハ(イ・スンギ)が韓国第4代国王になるための修行が始まった。
12日に放送された第8話でジェハは、秘書室長(イ・スンジェ)に王になるための授業を受けたり、山積みの資料を読んだりと勉強に没頭する姿を見せた。
今まで生意気で傍若無人な態度を貫いてきたジェハが王位の座に上がることになると180度変わった姿を現わし、注目を集めている。イ・スンギが冗談のように自慢していた「IQ 187」を証明でもするかのように一夜にしていくつもの資料を集中して読破し、視聴者たちを驚かせた。
特にジェハは、中国が「アリラン」をユネスコに自国の文化遺産として登録しようと試みたことを強く批判し、王としてのプライドを強調した。「これから我々がアリランを歌えば、中国の属国になるのか、これまで我が国は何をしていたのか、我が国の象徴を奪われると言うのに行政府の長官たちは一体何をしているのか!」と怒りをあらわにした。
また、夜を明かして王室資料を読み漁ったジェハは首席秘書官に「マレーシアとフィリピン大使の論題が重なるという間違いがある。それから、記事資料に綴りの間違いがあったのはもしかしてニューヨークタイムズの綴り間違いをそのまま取ってつけたからか?」と鋭い指摘を浴びせた。
遊び人だったジェハがこのように国王としての威厳を備えていき、これまで隠れていた堂々とした姿を見せ始めたというわけだ。
先月27日に行われた撮影に緊張した面持ちで現れたイ・スンギ。国王の死以後の撮影分という設定もひとつの理由だろうが、完全に集中して机の前に座って演技しなければならなかったので負担が大きかったのだろう。しかし、イ・スンギは撮影が始まると同時に優れた集中力を発揮し、勉強に没頭する演技を見せスタッフを驚かせた。
また、周りが見えないほど集中するという姿を見せるために、自らシャツを腕までまくり上げて、データに何かを書き込むようなアドリブを展開して賛辞を受けたという裏話もある。また、よりリアルな演出をするため小さなことも一つも逃さないイ・スンギの準備と演技に対する情熱が完成度の高いドラマを作り出しているという話だ。
製作会社のキム・ジョンハクプロダクションは「イ・スンギが、今まで見せたちゃらんぽらんなイメージから抜け出し第4代国王になるため最善を尽くしている。今後の第9、10話では、180度違った国王の威容を見せるイ・スンギの姿が視聴者の視線を引き付けるだろう。彼の活躍に是非期待して欲しい」と伝えた。
第7、8話では兄である第3代国王がユン・ジェムンの計略によって残念な死を遂げ、ジェハが王位を引き継ぐという衝撃的な展開が描かれた。イ・スンギが、長男を失った母と下半身不随になった妹の面倒を見ながら、多くの反対を押し切ってまで韓国に嫁に来たキム・ハンア(ハ・ジウォン)との愛を成就することができるのか、今後の展開に関心が集まっている。(翻訳:宮本りさ)
※この記事は재경일보(財経日報)提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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