<ポセイドン>第8話 SUPER JUNIORシウォンが刑事役を熱演―視聴率もUP!
11日に放送された韓国KBS月火ドラマ『ポセイドン』第8話は視聴率9.4%(AGBニールセン、首都圏基準)というこれまでで最高の視聴率を記録した。犯罪組織「黒社会」の会長チェ・ヒゴンを捕まえるための捜査9課の捜査が加速する中、その興味深い展開に視聴率も上昇を見せている。
何よりもこの日の放送ではソヌ(チェ・シウォン)の捜査が実り、いくつかの手がかりを掴むことに成功して視聴者に痛快感を与えた。
内部スパイではないかと目星をつけられた捜査2課のソ課長が黙秘を続けるので、ソヌはソ課長の家族の話をしながら説得にかかる。そしてついにソ課長は口を開き始めた。ソヌがチェ・ヒゴンの側近チャンギルの存在を把握し調べると、彼はスユンの父親、ソヌの元同僚、ソヌの上司の妻を殺した張本人だった。
ソヌの鋭敏なウィットはここでは終わらずチョン・ドクスとの1対1の対決でも発揮された。チョン・ドクスと海洋特攻隊長カン・ジュミンとの裏取引を録音したテープを餌にチョン・ドクスから他の手がかりを聞きだすことに成功。カン・ジュミン隊長もスパイであることを知ったソヌはこれを利用してチョン・ドクスから新しい密航組織の情報まで手に入れた。
監査員幹部、ソ課長、チョン・ドクスと続けて説得に成功したソヌは驚くべき速度で捜査を展開させていった。
ソヌはカン・ジュミンが内部スパイだという事実を知る唯一の人物ということで、これを利用しさまざまな戦略を繰り広げることになるだろう。 また、捜査9課の最終目的であるチェ・ヒゴンを捕まえるのに決定的証拠を握っていることになる。
一方、父親の死亡を確認したスユン(イ・シヨン)は父親の為に木を植えようと母親を説得した。その木の前で「父さんの事件が解決したらすっきりするだろうと思っていたのに、本当に亡くなったかと思うと悲しくて苦しい」と嗚咽した。汚名を着せられた父親を想い涙を流すイ・シヨンの演技は視聴者の胸を打った。
放送を見た視聴者らは「ソヌは説得の達人!」「カン・ジュミン隊長の正体がいつ明らかになるかが気になるところ」「緻密な捜査過程が面白い」「次はチャンギルの番?」「チェ・ヒゴンって一体誰!?」などと書き込み関心を示した。
また、ソヌとスヒョンは密航組織を逮捕した時に助けた北朝鮮の子供と仲良くなり、新しい局面を見せた。その子供たちのためにボランティア活動に出かけると、温かい笑顔のイ社長(チャン・ウン)が登場し、視聴者の目を引いた。(翻訳:宮本りさ)
※この記事は재경일보(財経日報)提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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