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<姫の男>ムン・チェウォン「セリョンは女優にとってこの上なく魅力的なキャラクター」

2011年09月06日 17:04

韓国の水木ドラマで視聴率第1位のKBSドラマ「姫の男」で熱演を見せているムン・チェウォンの演技に対する情熱が話題となっている。

韓国の水木ドラマで視聴率第1位のKBSドラマ「姫の男」で熱演を見せているムン・チェウォンの演技に対する情熱が話題となっている。【写真詳細】

 韓国の水木ドラマで視聴率第1位のKBSドラマ「姫の男」で熱演を見せているムン・チェウォンの演技に対する情熱が話題となっている。

 回を重ねるごとに安定した演技を見せ、その切々とした心情がそのまま伝わってくるようだと好評の女優ムン・チェウォンが、ドラマの中でさまざまな苦労を経験しながら“女優魂”を発揮している。

 先週の放送でセリョン(ムン・チェウォン)は、自身の命を賭けるほど愛しているスンユ(パク・シフ)に拉致され、投げつけられて縛られ、しまいにはスンユに向かって放たれた矢に彼をかばうため自ら当たり倒れる。セリョンの苦難は癸酉靖難が始まったときからずっと続いた。スンユを生かそうと塀を超え、走り、血書を書くなど1日として平安な日はなかった。

 セリョンというキャラクターはこのように肉体的に大変なだけでなく精神的にも消耗が激しいキャラクターで、初めのほうで明るく元気なセリョンだった時を除いてはことごとく衝撃の連続で、心休まる日がなかった。敵となる家系の息子を愛してしまったこと、信じていた父親の実態、愛する人の死など、純粋だった少女に起こったこの全ての出来事が彼女を衝撃と苦痛の底に陥れた。

 そのため、ムン・チェウォンは肉体的にも心理的にも苦労する点が多かった。酷暑の中チマチョゴリを着て撮影に臨まなければならないのはもちろん、その状態で走って転んで泣かなければならなかったのだ。

 これに対し製作会社のユ・サンウォンPDは「ムン・チェウォンはプロ精神に徹している。セリョンという人間ジェットコースターのような役に一度くらい辛いと文句を言うこともできるのに、彼女はひたすらセリョンのことだけを考え、プロ根性を見せた。回を重ねるごとに強くなるセリョンのキャラクターのように、ムン・チェウォンもまた女優として成長していて期待以上の演技を見せている」と褒めた。

 視聴者らも「ムン・チェウォンの演技最高!」「セリョンに感情移入して見ている」「セリョンを見ていると自然に涙が出てくる」「ムン・チェウォンもセリョンとともに成長している」などとコメントし、ムン・チェウォンの演技を賞賛した。

 ムン・チェウォンは「セリョンというキャラクターは、歴史の渦の中で悲劇的な運命を背負った女性で難しく大変な役だが、ひとつの作品の中でさまざまな経験をさせてもらい学ぶ点が多く、女優にとってこの上なく魅力的なキャラクターだと思う。瞬間瞬間が大変だけれどもそれによって充実感を感じることができて嬉しい。このドラマを通して演技の面白さが更に分かったような気がする。まだまだ足りない点が多いが最後までベストを尽くす」とキャラクターについての愛情を語った。

 9月1日の放送では21.8%という自身の最高視聴率を更新した。“魔の視聴率20%”を超え、その人気が実感させられる本ドラマは7日夜9時55分に第15話が放送される。(翻訳:宮本りさ)

※この記事は재경일보(財経日報)提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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