<姫の男>第8話 “狂ったカリスマ”首陽大君、血の宴を開く-パク・シフ生かそうと必死のムン・チェウォン
韓国KBSの水木ドラマ「姫の男」(脚本ジョ・ジョンジュ、キム・オク、演出キム・ジョンミン)の首陽大君(キム・ヨンチョル演)が丹念に準備した宴を開く時が来た。
10日放送された第7話では、キム・ジョンソ(イ・スンジェ演)の家門を皆殺しにしようとする首陽大君の計画を立ち聞きしてしまい、衝撃を受けたセリョン(ムン・チェウォン演)の姿が描かれたが、11日放送の第8話では朝鮮を血に染めようとするまさに癸酉靖難の日、“殺そうとする者”首陽と“生かそうとする者”セリョンの強烈な対照が目をひくことになるだろう。
公開された予告編では血の癸酉靖難を率いる狂ったカリスマ首陽が「人の命を取ることだから自分の命もかけるつもりだ。今日でキム・ジョンソと私の悪縁はさらばだ」と言い、微塵の迷いもなくキム・ジョンソのところに向かう姿が描かれる。
一方、スンユ(パク・シフ演)の前に予告された死を知ったセリョンは彼を助けるため家から飛び出し、乱れた髪に泥で汚れた服と靴のままスンユのもとに急ぐが、セリョンのその切迫した様子がなんとも痛ましい。
王位という野望を成し遂げるためキム・ジョンソを殺さなければならない首陽、生まれて初めて愛したスンユを助けなければいけないセリョン。癸酉靖難という嵐の中、殺そうとする者と生かそうとする者、反対の方向に進もうとする父と娘の対照的な姿が視聴者を引き付ける。
また、公開された予告編では血書を受け取ったスンユの驚く姿も目を引いた。
制作会社の関係者は「今日放送の第8話では朝鮮を血で染めた癸酉靖難が描かれる。首陽とキム・ジョンソの息がつまりそうなピンと張り詰めた対立の様子と『父親たちの世界』に直面し、スンユを守ろうと必死のセリョンの姿が対照的でこれまでで一番緊張した場面になるだろう。大いに期待して欲しい」と述べた。
癸酉靖難の序幕が上がり、嵐の前のピンと張り詰めた緊張感の中、殺そうとする者と生かそうとする者の対照的な姿が視聴者を引き付けるであろう第8話は、11日夜9時55分放送。(翻訳:宮本りさ)
※この記事は재경일보(財経日報)提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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