BIGBANGテソン交通事故、ブラックボックス映像を公開
韓国の男性アイドルグループ「BIGBANG」(ビッグバン)のD-Lite(テソン)が起こした事故のブラックボックスが公開された。
6月25日に放送された韓国KBSの2TV番組「芸能街中継」で、5月31日にテソンが追突したタクシーが撮られたブラックボックス映像が公開された。テソンの車にはブラックボックスがなかった。
公開された映像では、道路にバイク運転手のヒョンさんがすでに倒れており、それを発見したタクシー運転手が急にハンドルを切って止まった。事故が発生した時、ヒョンさんは飲酒運転で単独事故を起こして一次的負傷を受けた状態であった。テソンは道路に倒れていたヒョンさんを発見できずにそのまま走行した後、止まっていたタクシーに衝突した。
これに対して25日午後放送された韓国SBSの「それが知りたい」に出演したキム・ユフン法医学課長は「1次事故でヒョン氏は、解剖学的な位置や現場にあった血痕の様子などから判断して、生死に関わるほどの損傷を受けていたと見られる。」と話し、テソンの事故がヒョンさんを死亡させたという警察とは異なる意見を表した。
法医官ヤン・キョンム氏も「事故の後、雨も一回降り車も走ったので重要な情報は残らず、証拠の可否も判断しにくかった。」と伝えた。
しかし警察は24日に「テソンは前方注視を怠った過失により、道路上に転倒していたヒョンさんを車輪で22.8m轢き、「多発性損傷」により現場で死亡に到らせたと判断した。」と伝えている。
警察によると、ヒョンさんの単独事故は午前1時26分から28分頃と判断され、25分頃テソンがヒョン氏を車両の床面に挟んだまま、22.8m進んだ後、礫過した。つまり、約132秒の間にヒョンさんは現場で死亡したとされた。
テソンは今回の事故で不拘束起訴され、現在すべての活動を中止し自粛中である。
一方、テソンを除くBIGBANGの四人のメンバーは25日、ソウル江南区峴洞(カンナングノンヒョンドン)Platoon Kunsthalleで「BIGBANGミニコンサート」を開き、心境を伝えた。最後の曲を歌ったSOL(テヤン)は「今はBIGBANGが辛い時期ですけど、これからいい姿を見せるようにします」と伝え、また、リーダーのG-DRAGON(ジードラゴン)も「次には5人が一緒に立った舞台をお見せします」と伝えた。
※この記事は재경일보(財経日報)提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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